バスケット部の鈴鹿君が好きなの。

ときメモGS…さ…いいと思うぜ。

恋しさと切なさと鈴鹿和馬と

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はばたき市民の皆様ボンジュール。
GS4での新たなときめき生活、エンジョイしてますか?
私も亀プレイなりに令和のメンズをたらしこんで楽しく恋しております。


運動男子の吸引力に抗えぬ身ゆえ、4では爽やか陸上男子・颯砂希くんにアツアツHOTな視線を送る日々。
仲良くなると「オレって陸上バカだから」的なことを冗談めかして言われる場面が多々あるのですが、ロジカル運動キャラである彼は当然バカとは真逆の存在ですよね。
この辺りの深淵を探るとカラッとしつつも自虐めいた台詞にきちんと理由があることが判明し、キャラ造形の奥深さに驚嘆しつつ震えて唸るばかりです。ウウウウウ……。
みんなでやろう、真告白√(ステマ)。


されど私は鈴鹿の女、フルネームに「馬」と「鹿」が入った男に魂を捧げし者。
どんな事情があろうとも、颯砂くんからそんな台詞を聞く度に「明日もう一度来てください、本物のバカってやつをお見せしますよ」と囁き岡星で一緒にGS1をプレイしたくなりました(究極VS至高)。


宇宙で一番愛する彼ピなので今まであまり言及してこなかったのですが、まあ、鈴鹿といえばやっぱり「バカ」ですよね。
命名の由来(馬と鹿)通りそういう方向性で作られたキャラクターなのでしょうし。
この「バカ」には単に成績だけではなく、運動馬鹿・バスケ馬鹿的な意味合いは勿論「馬鹿正直」のように彼のどストレートな性格面も含まれていると思います。


また、発売当時に公式様のメルマガでメ○ル○ー○氏が鈴鹿について
「ちょっと単純な性格を馬と鹿の字を名前に入れて表現してみた」
と説明していた、というネットの海で発見した情報も見逃せません。
某ch経由なので真偽はともかく、ときメモの親であるメタ○氏が鈴鹿の名付けに関わっていたのかもしれないのは新鮮でびっくり。


ナイスなネーミングに恵まれた彼は口癖もバカという徹底ぶりですが、おまいう案件なので特に腹立たしさは感じません。
そ・れ・に、鈴鹿に言われるバカは八割方「アイラブユー」だもんネッ♥(ド妄言)。


shiyashiyo3.hatenablog.com
鈴鹿の口癖(バカ&なんでもねえ)についてのお話↑。


さて、そんなあらゆるビーエーケーエー要素ありきで爆誕した鈴鹿和馬くん。
産みの親である内Pがインタビュー内で告白されるまでに何度「バカ」って言われるのか数えたくなります(笑)とおっしゃっていたように、怒ってプンスカしてる時も機嫌良くからかう時もす~ぐバカバカ言ってきます。
先述したようにこちらはノーダメージなのですが、彼自身はバカ呼ばわりされるとめちゃくちゃ怒りそうですよね。


毎度お馴染みの勝手な憶測ですが、鈴鹿は自分が「バカ」だということを誰よりもよく分かっている気がするのです。
低成績については開き直っている節があるのでまぁいいとして、それ以外の精神面の未熟さや壮大な目標への不安など心のうちでは密かに悩んでいそうだなぁと(ウジウジせずにすぐ切り替えそうですけど)。
いつも前向きなタフガイであっても、強さと共に劣等感ありきで作られたキャラである(内P談)ことを踏まえるとバカバカ言ってくる強気な態度は弱気の裏返しでもあるのでは、と思ってしまいます。


あの性格なので今までどれだけバカ呼ばわりされようが跳ね返して我が道を邁進してきたでしょうが、どう考えても褒められるよりお説教を浴びてきた経験の方が多そうなのでその蓄積が知らず知らず心を弱めてきたかもしれません。
また己の無茶さを十二分に分かっていても、人生の目標である進路のことなど彼にとっては譲れない部分もあるでしょうし。
「悔し涙」での荒れ具合を見ても、きっとバスケ関連では本編で語られぬ色々な軋轢があったのだろうと思います。


それと鈴鹿があれだけバカバカ言うのって、周囲にたくさん言われてきた反動があるような気もするんですよね。
とはいえ本人も罵倒的な意味合いでなく大半は軽い相槌程度に多用してるだけなので、そんなに深刻なバカ呼ばわりではなかったのでしょうが。
おふくろに叱られたというエピソードもよく出てきますし、幼い頃から家族間でも馴染み深い言葉だったのかもしれません。
みさえがしんちゃんに言う「おバカ!」程度のノリだと思います(ほのぼの)。


おそらく様々な要因によりバカが口癖になったであろう彼ですが、「バカだという自覚があるけど認めたくはない」という虚勢もあるのでは、という気がしてきました。
周囲にバカバカ言うことで「自分はバカではない」と己を保身しているのではと。


というのも、鈴鹿っていかにも「俺バカだからわかんねぇし」的な台詞を言いそうなキャラなのに滅多に言わないんですよ。
明るく笑いながら度々バカを自称してくる颯砂くんと違って、本当に少ない。
颯砂くんは自分を「バカ」というカテゴリに置いておくことで保身している部分があるので、そこが真逆なんですよね。


鈴鹿がゲーム内で自分のことを明確にバカだと自虐する場面は、たった二つだけ。
「悔し涙」のイベントと、親友告白を断った時の台詞です。


、、、、、、し、、、、、、、、、、、
し ん ど い 、、、、、
この二つだけって、、、、マジか、、、、、、、???


改めて確認したらこんな結果になって泣き崩れました、いやほんともう鈴鹿…………鈴鹿ってさぁ…………………………(鼻水ドバァ)。
クリスマスでも星を捕まえようとしたエピを「バカなガキだったな」と振り返ってますが、現在の自分ではないのでノーカンとしました(でも今も通ずるところはあるよね)。


以下、これら二つのイベントと通常告白を含む鈴鹿√の台詞バレをがっつり記述しますので避けたい方はご注意下さい。









まずは「悔し涙」から。
コーチから叱責され、俺は俺が強けりゃいいんだよ!と主人公に八つ当たりする鈴鹿
そんな自分にひるまず、今この瞬間に一番大切なことを教えてくれた彼女に対して呟いた


……バカは俺だな……。


です。


これはもう、心の底から口に出した真実の言葉でしかありませんよね。
「悔し涙」は4thのように真告白があれば絶対に必要不可欠なスチルとなる鈴鹿√の最重要イベントだと思います。
見てないと告白の厚みが違うよね。


shiyashiyo3.hatenablog.com
「悔し涙」詳細考察はこちら↑。


この台詞を呟く鈴鹿、直前まで自分を試合から外したコーチとその真意をやんわり伝えてきた主人公に対して激昂していたのが嘘のように鎮まっているのです。
主人公の言葉がすんなり入ってくるほど信頼関係が築かれていたからなのでしょうが、そこで彼が自分をバカだ、と言葉に出して認めたことに胸がぎゅっとなりました。


コーチに再三咎められても、我を通すプレースタイルを全く改めなかった鈴鹿
告白台詞で言っていたように
「他のヤツなんてどうでもいい、俺はお前らとは違う」
と、そんなことばかり考えていた鈴鹿
周囲に苛立ちもがいていた彼が、このイベントで初めて行き詰まっていた原因を理解し己の非を認めたんですよね。


普通状態の彼が友好に比べてかなりテンションが低めなのは、女慣れ云々以外に部活での悩みの大きさにも要因があると思います。
特にバスケ部関連の普通台詞はピリピリしたものが多く、鈴鹿にとってどれだけバスケが大切なものであるか痛感しました。
それゆえに友好で発生する「悔し涙」で吐露した悩みの深さ、救われた喜びの大きさを想像するとまた泣けてきますね。


「バカは俺だな」とやっと自認できたこの台詞は、荒ぶる彼に臆さず叱咤激励した主人公にしか引き出せなかったと思います。


続いて親友告白のお断り台詞です。
マジガチつらいのでお手元にレースのハンカチ10000000000000000000000枚と鼻セレブを100000000000000箱ご用意下さい。


親友愛情状態である鈴鹿の告白を断ると、このように言われます。


……そっか。
そうだよな。
……はは。
あーあ。ちっとでも、お前を女だと思った俺がバカだったぜ。




、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、シテ、、、、、、、、、、、、、、
、、、、コロ、、、、、、シテ、、、、、、、、、、。



ア゛~~~~~~
ア゛~~~~~~~~
ア゛~~~~~~~~
ア゛~~~~~~~~


(blackout)


ア゛、、、、、、、
ギロチン一億万回ぐらい降ってきちゃった、、、、、、、、、、、、。
え~~~~~とセメダイン、セメダイン(胴体ペター)。


………ハァ……………………。
人体の神秘と推しへの執着によりどうにか生還できたので続けさせて下さい。


まず本気の本音だった「悔し涙」の時と違って、この発言は本気と冗談の両方が含まれているように感じました。
明るい声色を作ってちっとでもお前を女だと思った俺がバカだったと言う鈴鹿
これはアレですよ、デレ状態の時に言う「お、お前も一応女だったな」的な台詞群と同じく本当は異性としてビンビンに意識してるけど照れ隠しで茶化してしまういつもの鈴鹿構文なのでは……???


真意はともかく、それに対して主人公が「な、なにそれ!?」とまさに茶化されたような反応を返したので深刻な空気は回避できました。
彼も彼女を気遣ってそう捉えられる言い方をしたのだと思います。


この「俺がバカだった」ですが、場を和ませる為の軽口であると同時に鈴鹿の本音でもあるような気がします。
勿論「こんな女らしくね~ヤツを意識しちまってバカだった」という意味ではなく、「他に好きな男がいるヤツに惚れちまってバカだった」という悲哀に満ちた自虐なのではと。


自分の立場は彼女の片想いを応援して相談に乗るという、恋の相手としては全く意識されない「男の親友」ポジション。
恋愛沙汰に疎くて女子の扱いにも不慣れな彼は、そんな状態で主人公が自分を選んでくれる自信なんてほぼ無かったと思います。


それでも言わずにいられなかった。
それが親友愛情告白なんですよね……(辛)。


この後も明るく


ま、今の話は忘れろよ。
これからもダチってことで。な。

う、うん……。

言いたいことも言ったし、
これで心置きなくアメリカに行けるぜ。

そのうちあの鈴鹿和馬のダチだったって自慢させてやる。
見てろよな!


と気まずくならぬように話を終える鈴鹿
最後も彼らしい前向きな台詞で〆られます。


ネットで見かけた「鈴鹿くんの親友告白は断っても爽やかで良かった」という御意見にも頷けますが、私のように異常なこじらせ方をしたキモ~タは彼の心中を思うと爆烈大号泣しながらウ"ッ"ソ"た"よ"ォ"~~~!!ウ"ッ"ソ"た"よ"ォ"~~~~~!!!と絶叫ダッシュで町内中を徘徊したのち見知らぬ街で保護されるまでがワンセットなのでもう一生断らないと固く決意しました。


前回の記事にも書いた通り、私は彼の凹んでもすぐに思考を切り替えて前を向く強さがとても好きです。
男として選んでもらえないなら自慢出来るようなダチになってやる!という最後の決意にも、そんな鈴鹿イズムを強く感じました。


でも。


夜空の星を捕まえられなかった幼い頃の彼は、悔しさで一晩中泣いていたのです。
成長しても純粋で一本気で、誰より負けず嫌いな諦めの悪い男のままなのです。


そんな「バカさ」を自覚した上で堪えきれず告白して、断られても自慢のダチになってやるから見てろよな、と気まずさを吹き飛ばして明るく言ってくれる鈴鹿


こんな、、、、、、、
こんな、、、、、、、、、、、、、
光のバカいます???
(泣)(泣)(泣)


二つのイベントを改めて確認すると、やっぱり彼は普段から自分がバカである自覚を十分持っていると感じました。
分かっているからこそ口には出さず、己のバカさで底の底まで落ちてしまった時に自責の念を込めて言葉にするのでしょう。
ニュアンスは少し違いますが、ゲーセン喧嘩イベントの


これからも、俺がバカやりそうになったら、教えてくれ。


という台詞もそのような類かと。
絶対にまたバカやりそうな予感でいっぱいですからね(出場停止になっちゃうよ!)。


与えられた名の通り、告白をOKすると主人公を進路不明にするような大きな夢を追い続けるバカとして三年間を駆け抜ける鈴鹿
自覚があっても失敗しても、決してブレずに己を貫く光に溢れたタフネスボーイ。


鈴鹿に対して主人公が唯一バカ!と言ってしまう場面が、IH決勝前に弱気になった彼への激励というのも大変結構エクセレントなんですよね~~~(チア部IH)。
普段バカバカ言われっぱなしでも言い返さず、ここぞという時に最高のバカ!をお見舞いする鈴鹿√の主人公。
肝が据わってていいと思うぜ……。


私もそんな彼だからこそ目が離せないし、その純粋さに心を魅かれっぱなしなのです。
無謀すぎるバカさに泡吹いて倒れそうになる時もしばしばありますが、大人になっても永遠にそのままの、光のバカでいてほしい。


鈴鹿がバスケに夢中なバスケ馬鹿なら、私は鈴鹿に夢中な鈴鹿馬鹿として生きよう。


鈴鹿馬鹿、鈴鹿ばか、鈴鹿バカ。


……………………………………………。


悪口みたいやな(やめとこう)。




♥次回は3月4日(夜)更新です♥