バスケット部の鈴鹿君が好きなの。

ときメモGS…さ…いいと思うぜ。

俺、鈴鹿和馬。バスケ部。

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春。それは、自己紹介の季節。
皆様のご自身をPRする「鉄板キャッチフレーズ」は何ですか?


我々三次元に生きる者にとっては、アイドル等の芸能活動でもしていない限り特に必要無いかもしれません。
最近では就活時に聞かれる事もあるそうですが、その時考えたそれを後の人生において活用する人も少なそうです。


しかし二次元の乙女ゲーム攻略対象キャラクターとして生を受けし鈴鹿には、無くてはならぬ大切な名刺。
素敵な殿方と恋をしたい新規ユーザーの心を掴むべく、様々な紹介文とキャッチフレーズが付けられております。


紹介文&コピーというのは、短文の中でいかに「キャラの魅力を簡潔に伝えられるか」が腕の見せどころですよね。
特に乙女ゲーの場合は攻略したい、恋する姿を見てみたい!と思わせる事も重要です。


という訳で今回は、
鈴鹿のキャラクター紹介に一番ぴったりな
キャッチフレーズってなあに?」

をテーマにお送りしたいと思います。


まずは、基本中の基本であるPS2版ソフトの説明書から。


ひとことで言っちゃうと「熱血バスケ少年」。
直球勝負のストレートなヤツ。
将来の夢は
アメリカに行ってバスケをやる」
だって。
……わかりやすい性格だな。


尽が紹介している体なので、彼の目から見た第一印象といったところですね。
小学生からも「わかりやすい性格」と呆れ気味に言われてるとこ、いいと思うぜ……。


続きまして、PS2版の公式HP。


ストレートな性格で、まわりくどいことが大嫌い。
将来の夢は「アメリカに行ってバスケをやる」という、単純明快なスポーツ少年。
バスケ部のスタープレイヤー。


「バスケ部のスタープレイヤー」という結構重要な情報が追加されました。
鈴鹿がバスケ大好き野郎な事はどの紹介文にも割と出てくるのですが、経歴やどの程度の実力だとかの詳細は明記されてないんですよね。
ここでもスタープレイヤーと書かれているものの、はば学バスケ部自体の強さが分からないと凄さがいまいち伝わりません。
もっとちゃんと情報を出してくれ(めんどくさいオタク)。


お次はDS版の公式HP。


熱血バスケ少年で、直球勝負のストレートな性格。
将来の夢はアメリカに留学してバスケットボールをすること。
初対面ではぶっきらぼうなことが多いが、
仲が深まっていくにつれシャイな一面を見せるツンデレキャラ。


ぶっきらぼうだが実はシャイボーイ」、といった内面の性格についても追加されております。
公式様がはっきりツンデレと言い切っているのに少々面くらいましたが、まあそう書いた方が分かりやすいですかね。
デレるとツンが消滅する辺りツンデレ感が薄い気もするので、個人的には「ややツンデレ」程度のキャラかなぁと思っております。
スキンシップ反応にそれっぽい態度(赤面プンスカ)や発言が多い分、DS版の方がよりツンデレちっくかもしれません。


更に攻略本も見ていきましょう。
PS2版の公式ガイド完全版から。


鈴鹿くんは、1年生にしてバスケ部のレギュラーになるほどの熱血バスケ少年!
ちょっと短気で考えるよりも先に体を動かしてしまう、典型的な体育会系。


DS版の攻略本もだいたい同じで、更に「照れ屋な一面も持っている」と付け足されております。
スタープレイヤーと同じく「1年生にしてレギュラー」というのも、チームの強さや部員数が謎なので凄さが伝わりにくいんですよね。
極端な話、部員が5人しかいなければ即レギュラーじゃないですか。
勿論そんな廃部寸前状態では無いのでしょうが、強さに関しては負け描写も多い(ドラマCD・タイピング等)ので強豪レベルでは無さそうかと。
個人的には「悔し涙」を経て成長した鈴鹿の活躍によりチーム全体が強くなった、というイメージで認識しております。


「典型的な体育会系」というのも彼の紹介によく使われる文言ですが、ツンデレと同じくちょっと納得しかねるんですよね。
というのも、私の持つ体育会系のイメージというのが「オッス!先輩お疲れさんッス!」というような上下関係がバチバチに厳しいものだからです。
2ndの天地くんの応援部練習や、3rdで大迫先生が文化祭に連れてくるラグビー部後輩のようなあの感じ。
あれこそがザ・体育会系男子の世界だと思っているので、ひびやんの方がよほど典型的では?と首を捻ってしまいます。


鈴鹿は氷室せんせぇにも顧問の先生(監督?)にもタメ語だし、先輩に敬語を使っているイメージが全く持てないんだよなぁ。
絶対に入部早々目を付けられて、体育館裏に呼び出されるタイプですよね……実力もあるし生意気だし。
体育会系というより、典型的な少年誌の主人公キャラといったところでしょうか。
あの絆創膏は部活中の怪我ではなく、そういうアレかもしれません(納得)。


次に同じくPS2版の、コナミ公式パーフェクトガイドより。


直球勝負でストレートな性格をしている、バスケット部所属のスポーツ少年。
1年生からレギュラーになるほどの実力があるが、スタンドプレーが多いため、よく監督から怒られている。
アメリカに行ってバスケをやる」ことが将来の夢。
実はおばけが大の苦手。


「実はおばけが大の苦手」(ニコッ)。
この一文を最後に付け足すだけで、彼を攻略しようと思う気持ちがグッと上がりませんか???かわE~ね!(^ω^)
アメリカでバスケ」よりもよほど重要な情報です(超私見)。
スタンドプレー云々といい、他の媒体よりも多少本編に踏み込んだ紹介文ではないかと。


続いて、ドラマCDのキャラ紹介からも。
「Another Season Spring」のブックレットより。


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バスケ部のスタープレイヤー。
実力は超高校生級。
負けず嫌いで純粋、一本気な性格。


……これ、かなり良くないですか?
このテスト前スチルのお顔も勿論E~♥のですが、「実力は超高校生級」ってちゃんと書いてくれている所が。
実は中学時代も1年生で即レギュラーになり全国優勝&準優勝しているという、アメリカ目指しちゃうのも当たり前ぐらいな超一流選手なんですよ?
本編ではその設定に全く触れられないので、いまいち凄さを実感出来ないんですけど(HIDOI)。
もっとその辺りを強調しておいてくれないと、自分の実力を顧みずにアメリアメリカと騒ぐ無鉄砲な大馬鹿ヤロウだと思われるじゃないですか。とんでもねぇ逸材なのに。
っていうか、私がちょっとそう思ってたんで責任取ってください(責任転嫁)。
「負けず嫌いで純粋」ってのもイイですね。
ピュアピュアのPURE BOYだから……よ。


さて、ここから先はゲーム雑誌等の過去記事から抜粋して参ります。
こういうののキャンプション見るのも楽しくて大好きなんですよね~。


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恋に不慣れなバスケ少年♥
恋愛に対して不器用で、好きな相手にも素直になれず、ぶっきらぼうな態度をとってしまう。


「恋に不慣れで不器用」、という部分も彼の魅力を語るのに欠かせぬ重要ポイントですよね。
まあデレたら恋心がダダ漏れになるので、超素直に好意が伝わってしまうのですが。
あの天然鈍感主人公でなければスルー出来ぬほどのモジモジアワアワっぷり……思春期大爆発で大変結構ダヨ~♥♥♥


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鈴鹿の頭の中はバスケ一色。
目標を現実にするために努力するものの、チームと歩調が合わないみたい。
そんな彼に、バスケはチームで戦うものと気付かせることができるのは、ずっと見守っていたあなただけ。


これ上の画像と同じ雑誌(電撃若GIRL'S STYLE)なのですが、鈴鹿ルートの説明文としてこれ以上無いぐらいパーフェクトだと思ってます。
やっぱり鈴鹿と結ばれる主人公(プレイヤー)は、彼を「ずっと見守っていた」存在なんですよね。
最近改めて鈴鹿ルートの良さをひしひしと感じておりまして、じっくり考察すると愛が深まるなぁとオタクである幸せを噛み締めております。


shiyashiyo3.hatenablog.com

鈴鹿×主人公いいと思うぜ……考察はこちら↑。


他雑誌からもいくつか載せます。


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快活なスポーツ少年。
竹を割ったようなストレートな性格で男気にあふれています。


「快活」「竹を割ったような性格」「男気」と、鈴鹿の三大長所をしっかりカバー。
制服やユニフォーム姿でなく冬私服(ジャージ)を持ってきたところも高ポイントでエクセレント(誰目線)。


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ボーッとすんな!

書いてる紹介文は普通なんですけど、この台詞を持ってきたセンスが好きですw
スチルの出るバスケ部初対面ルートの方をピックアップされがちなので、運動パラ上げの公園出会い台詞はちょっとレアかと。


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バスケひと筋のスポーツ少年。
ぶっきらぼうだけどやさしい硬派クン。

E~~ですねぇええ~~~~(満面笑顔)。
「やさしい硬派クン」も80年代のアイドル紹介みたいでイイし、バスケ部出会いスチルの角度を真っ直ぐに置いてくれてるのもサイコ~です(本来は斜め角度)。
濡れた鈴鹿が真正面に……♥♥♥(※汗です)


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頭の中はバスケでいっぱいのため、女の子にはあまり興味がないようです。
背が低いことをちょっぴり気にしています。


谷間のどアップありがとう神に感謝。
ユニフォーム立ち絵でも谷間は欲しかったよね(同意を求める眼差し)。
「女の子にはあまり興味がない」っていうのも個人的には興奮ポイントです。
そういう男が恋に溺れる様をニヤニヤ観察出来るなんてよぉ~~(^ω^)
「背が低いことをちょっぴり気にしている」事も忘れてはならぬコンプレックスですね。
彼が牛乳信者たる所以ですから。


最後に、上画像と同じページの下部分より。


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「まっすぐで純情な男の子」

KO・RE・DAーーーーーー!!!!!!
これが一番ぴったりキャッチフレーズだァーーー!!!!!って思ったけれどもそれより真っ最中みたいな右側のスキンシップ画像に視覚の全てを奪われた(ガン見)。


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あの………………さ。
顔のモザイク薄くね?身バレすんぞ??(いろいろ違います)。
水着鈴鹿は照れ顔がトロ顔だから普通に困るんですよね…………………………。


という訳で、これらの重要フレーズを合体させてマイベスト紹介文を作ってみました。


紹介します。
バスケット部に入ってる、鈴鹿和馬さん。
背はまぁ低い事を気にしてるけど、優しい硬派クン。
超高校生級の実力があって、将来はアメリカでバスケをするのが、夢じゃなくて目標。
竹を割ったようなストレートな性格で、男気にあふれてるの。
恋に不慣れで女の子にあんまり興味が無いようだけど、実は照れ屋で純情な男の子。
お父さんと一緒で、おばけが大の苦手なの。
だって お父さんが
「おばけの苦手な人には悪い人はいない」って言ってたし…。
ねぇ、おとーさん。


…………………………。
なんで佐伯瑛に紹介してるんだろう(Why)。