バスケット部の鈴鹿君が好きなの。

ときメモGS…さ…いいと思うぜ。

いつもそこに鈴鹿がいた

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鈴鹿と出会って胸の湖にアルマゲドンが降ってきたあの日から、まもなく早一年。


恋に溺れた私はひたすらにKA・ZU・MA……の面影を追い求め、インターネッツの大海原へダイブする日々を過ごしておりました。


そんな中、彼を攻略した方々の評価・感想で多く目に付いたのが鈴鹿くんは実際にいそう」というご意見です。
他のキャラ達は見た目も中身も架空の男子高校生っぽいけれど、彼だけは唯一実在していそうなリアリティがある、と。


確かに葉月や色サマは浮世離れしているし、もりりんやニイやんは同年代の男子達より精神的に大人っぽい。
ひびやんやせんせぇ、理事長達も「それっぽい人」はいそうではありますが、やはりどこか決定的な実在感には欠けます。


では、鈴鹿リアルな男子高校生らしさとはどの辺りなのでしょうか。


他の攻略対象キャラ達に比べてルックスも普通だし、お家も庶民的だという事も理由としては挙げられそうですね。
この辺りはひびやんも同じなのですが、彼の場合「~ッス!」という喋り方が実在感に欠ける一番のネックだと思います(とても漫画のキャラっぽい)。


しかしそういった外見や家柄以外に、もっと内面的に「いそう」だと思わせる何かがあると思うのです。
それを探って参りましょう。


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私の趣味の一つに上画像のような懐古本(80~90年代少女文化モノ)の収集、というのがあるのですが、その中から今回のテーマにぴったりの資料を発見致しました。



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SEVENTEEN特別編集・日本全国女子中高生5000人大アンケート
「女のコ白書(最新版)」です。

女子中高生向け雑誌「SEVENTEEN」誌上で読者達に募った、様々なアンケート結果をまとめた企画本として刊行されました。
最新版といっても発売されたのは1990年なので、約三十年前の出版物なんですけどね。


現在はアラフィフぐらいに成長された方々がJC・JKだった頃のアンケートなので時代背景や価値観の違いも当然ありますが、思春期女子のリアルな回答は今読んでも瑞々しくて可愛らしくてTHE・青春!を感じるものばかり。
特にメイン項目である恋愛系の意識調査に関しては、どの年代でも共感出来そうな胸キュンエピソードが爆盛りです。


寄せられた回答を抜粋しつつ、中身を紹介していきましょう。


まずは
「片想いの嬉しかった思い出を聞かせてね♥」
という項目から。


「顔見るだけでうれしくなる」

「修学旅行のとき、どさくさにまぎれて手をひっぱられたこと。わたしもお返しに、ひっぱってやった♥」

「ときどき、ヘッドロックをかけてくれる」

「グループで海に行ったとき、ツーショットで写真を撮ったこと」

「学園祭でフォークダンスを踊っちゃった。パートナーチェンジがうらめしかった……」


…………………………………。
もう……もう私はコレを打ちながら、次々と繰り出される甘酸っぱさのジャブ&フックにフルボッコされて虫の息なのですがこんなものは序の口です。
この先はもっと具体的に波動を感じます。


「わたしが言ったくだらないギャグに、おなかかかえて大笑いしてくれた」

「クラス替えで同じクラスになったとき、だれよりもいちばん初めに”○○(苗字)”って呼び捨てにしてくれた」

「調理実習で作ったタコ焼きを食べてくれて”うまいっ!”と言ったときの顔。一生、忘れませんっ!!」

「学年スキー教室に行ったとき、だれよりも先にスキ―靴のはき方を教えてくれた。しかも、パッチンッてのが固くてできなかったら、はめてくれたの」


見える………私には見える…………。
「うまいっ!」と言いながらタコ焼きをハフハフしている弾ける笑顔が………。
スキ―靴の履き方を一番に教えてくれて、パッチンッまでしてくれる男らしい姿が……。(幻覚)


続いて交際中の彼氏がいる方々への
「“彼がいてよかった♥”と思うのはどんなとき?」
という項目。


「足が遅いわたしに合わせて、ゆっくり歩いてくれるとき。
たまにドンドン先に行っちゃうときもあるけど、すぐに気が付いて待っててくれるの。
人ゴミの中を歩くときは、必ず手を引っ張ってくれます」


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挿絵置いときますね(嘘)。
いやでもコレぴったりすぎて……
鈴鹿……居たね……?


同じく交際中の方々への、
「忘れられない思い出のセリフやシーンがあったら、聞かせて!」
の項目。


「夜中の二時ぐらいかな、電話で話してて。
わたしが不安そうにしてたら
”ほんまにおまえだけやで。
オレ、おじいさんになっても絶対に忘れられへん女のコやと思う。
つきあってよかったって、心から一生思える”
って。うれしくてうれしくて、泣いちゃったことがある」


「”好きやよ”と言われてキスされたの。
お祭りの夜で、花火が上がった」


MA・DO・KA・・・。
キミも居たね……?ロマンチリクル♥


「彼の剣道の試合を見に行ったとき、激戦でやっと勝って、わたしのほうに向かって手を振ってくれたの。
”ロッキー”のエイドリアンになった気分だった」


「初めて手をつないだときのこと。
なんだかふたりともニコニコしちゃってね、ブンブン手を振りながら歩いたの」


ア~~~~~運動部の彼氏は絶対コレやってくれるよね……。エイドリアンになりてぇ人生だったわ(血涙)。
お手手繋ぎも本当にカワイイな~。
普通は付き合う前にあんな頻繁に手ェ繋ぎませんよねw(GSあるある)


「離さないでね、と言ったら、しがみついとけよって言われた」


お゛ウ゛フッッ(むせ笑顔)
ちょっと脳内の鈴鹿「交際後だけど友好みたいなノリで言ってくれ」って頼んできま~す☆彡(ニコッ。


「彼が”オレは将来、オレゴンに行っていちご畑を耕して暮らすんだ”って言ったとき、
ふーんって返事したら”おまえも来るんだからな!”だって」


この彼氏、鈴鹿っぽいかどうかはともかくめちゃくちゃ可愛くないですか???
こういうどこまで本気だかよくわかんない事を突然言い出す(そしてしれっと甘い事を言う)男、ガチで好きです(知らんがな)。


お次は恋愛に限らず、
「今までで一番楽しかった思い出」
という項目です。
回答している年齢が18歳までなので、子供の頃から思春期までの「一番」なのが激エモなんですよね……。


「中三のころ、席替えでたまたま隣になった男のコとの毎日。
わたしが色が黒いと悩んでいたら、”健康的な少女やき、いいやん”と言ってくれた。
この言葉、最高にうれしかったです。
今はこの彼にぞっこんです。片想いだけど」


「好きな人と、少しのあいだだけど、同じ道を歩けたこと」


「小六の修学旅行に、夜、男子の部屋でポッキーを食べたこと。
いつも悪口を言う男子がポッキーをくれたので、うれしかった!」


まだ十代半ばとはいえ、「人生で一番楽しかった事」がこんなにささやかでキラキラしてて……泣いてまうわ( ;∀;)
この女の子達はもう立派な大人になっているのでしょうが、今も心の片隅でこのメモリアル達が輝いていればいいなぁ。


続いて、
「今まででいちばん感動した思い出」
の項目。


「中三の体育祭の”大なわとび大会”で、いつもイジワルな男子が
”せーのって言ったらみんな跳べよっ、がんばろー、ほかのクラスに負けられんもんな”
って言ってくれて、みんな必死になって跳んで、過去最高の記録が出せたこと。
もちろん優勝しました」


先程の項目でも出てましたが、イジワルな男子が垣間見せる熱さ・優しさに鈴鹿みを感じてしまうんですよね……。


「わたしが家のことで泣いてた次の日の朝、Mくんが待っててくれて
”きのう泣いてたっつうじゃん。どうした?”
って聞いてくれたこと。
”言いたくないんならいいよ”
って言ったけど、話したら”がんばれ”って言ってくれた」


MくんやさC~~~~~~なあ!!!!
人生で一番感動しちゃうよね(落涙)。


つらつらとアンケート回答をご紹介して参りましたが、何かこう……彼の「実在感」が分かるような気がしませんか?


今までも散々書いてきましたが、鈴鹿の性格設定というのは他のメインキャラ達に比べて一番未熟なんですよね。
主人公と親しくなるまでは自分本位で、女子には特に口も態度も悪くて。
食う・遊ぶ・バスケの事しか考えてない小学生並の思考だし、他のGS男子に比べると圧倒的に精神年齢が幼いと思います。


けれど、実際にはばたき市から現実世界へ戻ってリアル男子高校生達を観察してみると
「アレ???高校生ってこんなに子供っぽかったっけ?」
って思いませんか?
はばたき市の男子達にはもっとこう、思春期の危うさの中にも色気と漢気と包容力があったような……?と。


そう。
つまりはあの幼さこそが、鈴鹿くんだけは実際にいそう」の正体だと思います。
現実の男子高校生はまだまだ未成熟で発展途上で、でも急に背が伸びたり逞しくなったりして心も身体もアンバランスなんですよね。


個人差はあれど、同年代の女子達よりもちょっぴり精神的に幼い子の方が多いと思います。
部活に夢中な鈴鹿ルートのシナリオはとても王道な「高校生の青春」感が強いのですが、彼自身が一番現実世界の男子っぽい性格をしているからそう見える部分もありそうです。
一人だけ思春期特有の青臭さが突出したリアクションばかり取るのも、他のキャラより子供だからかもしれません。


shiyashiyo3.hatenablog.com

鈴鹿の思春期丸出し感についてはこちら↑。


とはいえこのアンケート結果を見ての通り、リアルJKの皆さんは同年代の男子諸君にしっかり恋をしている訳です。
まだ成長過程で頼りない部分もあるけれど、そんな中で垣間見せる男らしさや優しさに胸の湖がキュンキュン大氾濫。
ふと気が付けば、今まで意識しなかったクラスメイトのアイツの顔ばかり心に描いてしまう……。
思春期真っ只中の男子達には、そんな風に女子を惹きつける魅力がカニの身のようにギッシリ詰まっているのです。


アンケートに片想い・両想いに関わらず
「彼のこと、どのぐらい好きですか?」
という項目もあるのですが、その回答の熱量といったら並大抵ではありません。


「彼のためになら、車にひかれそうになっているのを、自分が飛び出していって、かわりにひかれてもいい」

「手をつなげたら、溶けちゃいそう。
虎もバターになるほど好き」

「一時間でも、十分でもいいから、ふたりきりで話ができたら、一生あまいものが食べられなくなってもガマンできる」

「猫がワン!と鳴いてしまうぐらい大好き」

旧石器時代まで猛ダッシュできる。
もしつきあえたら、感激で泣きながらバック転しちゃうわ」

「一分間に地球を一億周できるほどのパワーを出せる!
この気持ちは、だれにも負けないと思う」

「ピラニアがいるプールに飛びこんで、100メートル、クロールしてもいいくらい」

「その人がこの世に存在して、同じ時代を生きてるってことだけで幸せ♥
その人のためなら火の中、水の中、イバラの道もなんのその!
街中を逆立ちして”LOVE LOVE I LOVE YOU”と叫んでもいいくらい!
だいすき♥だいすき♥あー!もだえちゃう」


あーー!もだえちゃう!!
(Me too)

なんという強い気持ち・強いLOVE……。


これを読むと主人公がアメリカ行きを即決して鈴鹿の告白をOKした気持ちも、VS状態になったライバル達の必死さも、丸ごと大納得できる気がしました。
思春期女子達の恋するパワーというのは、これほどまでに全てを凌駕するガッツとパッションがあるのです。
私も鈴鹿を助ける為にフェンスに突っ込んで足を負傷するぐらいなら余裕ですが、車に轢かれるのは無理かもしれません。
いやでも鈴鹿がニンニク持って能天気な顔して見舞いに来てくれるなら……(白衣の天使だね♥)


この本は隅から隅まで当時の女子中高生のリアルときめきメモリアルGirl's sideが溢れ出しており、どこを読んでも目頭がアツくなってしまいます。
現実世界の彼女達が恋したような、青春時代のどこかのページに潜んでいる、ぶっきらぼうで照れ屋な気になる男の子。


そんな実在感も、彼の大きな魅力の一つだと思うのです。


っていうか、まあ、



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いるんですけどね。
(超実在)

絶好調 鈴鹿の恋

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鈴鹿をネ 失ったらネ
わたしの人生 終りだよ~♪(激重)


暦の上では間もなくあたたかな春が訪れますが、私は相も変わらずゲレンデが溶けるほど恋をしております。
ロマンスの神様どうもありがとう(ニコッ


という訳で冬が終わってしまう前に、目にした者全てが鈴鹿の女に変貌する「スキーでおんぶ」のスチルについて考察させて頂きます。


今回はスチル画像と共にイベント内の全台詞も掲載予定なので、ネタバレを防ぎたい方はここでブラウザをそっ閉じして下さいませ。


そんじゃ、いってみよう~~~~~。



















鈴鹿のスチルイベント代表格といえば、「悔し涙」とこちらが二大巨頭ではないでしょうか。
彼が彼女を深く信頼する過程で、最も重要な出来事が「悔し涙」である事はこれまでに散々語り尽くしてきました。


shiyashiyo3.hatenablog.com

魂(ソウル)をこめた「悔し涙」考察はこちら↑。


そして、彼女が彼を異性として意識・信頼するきっかけとなったのが「スキーでおんぶ」ではないか、と考えております。


以前の記事でこのイベントは鈴鹿の良いとこ全部乗せだと書きましたが、全くもってその通りなんですよね。
他のスチルでは未熟な部分を見せる事が多かった彼が、120%頼もしい姿を見せているのは「ナイスパス」とここだけです。


shiyashiyo3.hatenablog.com

「スキーでおんぶ」スキスキ♥語りはこちら↑。



では全貌を文字起こししつつ、考察を進めて参りましょう。



おい、ホントにおまえ
このコース滑れんのかよ。
大丈夫なのか?


平気、平気!
せっかく来たんだもん。
一緒に滑らなきゃ!


ば、ばか!!
……まあ、とにかく、
気をつけろよな。


ラジャ~!!



初っ端から某ア○ペンのCMばりにBoy Meets Girl 幸せの予感しか感じませんね(^ω^)
好感度が「好き」以上で発生するイベントなので、二人の気持ちもそれなりに出来上がっていて♥超絶ラブラブスキー♥です。



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この嬉しそうな顔よ。
ちょっと難しそうなコースなのに「一緒に滑らなきゃ!」って言われたら、仕方ねぇなあ~って危険察知の判断力もフニャフニャになっちゃいますよね。


あと鈴鹿の数ある「バカ」の中でも、この「ば、ばか!!」の言い方が私の中でベストオブバカを受賞致しました。
恥じらい&強がり加減が絶妙でザ・最高。


drive.google.com

全くスキーに関係無い話ですが、このファクトリー動画で同じ台詞を使ってるので良ければ珠玉の「ば、ばか!!」を確認してみて下さい↑♥


一緒に滑る気満々でノリノリな主人公もカワイイですね。
応答が「ラジャ~!!」なのが元気で◎。
このイベントの主ちゃん、いつもより更に活発で「鈴鹿ルートの主人公」感が強いなぁと思います。元気溌剌!



わ!?
きゃっ!!


おい!!
大丈夫か!?


てへへ……
転んじゃった……
イタッ!!
……膝、ひねっちゃったみたい。


ばか!動かすな!
見せてみろ……。
折れてはいないみてぇだけど……
こりゃ、ちょっと、
腫れるかもな……。


余裕綽々で滑っていたら、案の定転んでしまい足を負傷する主人公。
スキーやスケートは骨折レベルの怪我をする事もあるので、そりゃ鈴鹿もいつもより真剣に心配しますよね。


因みにはばチャの情報によれば、彼はスノボもやりたいけど怪我の心配が大きいからスキーで我慢しているそうです。
スノボなんてやったらモテすぎて危険があぶないからやらなくてヨシ!(猫)


しょっちゅう怪我をしているであろう彼が、素早く患部を確認してくれるのが頼もしい。
こういう時は「ちと」じゃなくて「ちょっと」って言うんだね、鈴鹿
覚えておくよ……二次創作の為に(オタクメモ)。



よし、おぶされ。


あ……でも……。


照れてる場合かよ!?
……だあ~!!いいから、ほら!!



怪我の具合を見て即座におぶされ、と言ってくれた彼に対し、躊躇する主人公。
ここで注目したいのが、普段は鈴鹿を赤面させてばかりの彼女が唯一照れている場面だという事です。
緊急事態とはいえ、いつもと立場が逆転してるんですよね。


いくら相手の申し出といっても、突然のおんぶ要請は年頃の乙女にとって心の準備が相当に必要な案件です。
ダイエット的な問題や、密着具合が恥ずかしいといった諸々の問題点が一瞬で脳内を駆け巡り思わず躊躇したのでしょう。


そして普段はこんな大密着イベントは絶対に照れ倒すであろう鈴鹿が、逆に照れる彼女を嗜めて半ば強引におぶってしまうというね。


ここ本当に男らしいよね……(キュン…)。
いつも弱点ばかり曝け出して、恋心を自覚してからも余裕が無くてモジモジアワアワしっぱなしの姿ばかり見ているこちらとしては秒で恋に落ちる選択肢しか無い訳ですよ。
急上昇熱いハートが燃え尽きるほどヒートで溶けるほどURYYYYYYYYYYYY(混在)。


もうこの時点でブレイク寸前、幸せへのゴール待ったなしだというのにこの後ババ―ン!と出るんですよね……。
GS1唯一の大接近スチルが。



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鈴鹿くん、大丈夫?
重くない?


……ちょ、ちょっと、
おまえ、黙ってろ。


え?
う、うん……。


いや、ちが……その……。
み、耳に息があたんだよ。
くすぐってえから……。



で、出~~~~~~~~!!!!!!!!!
どアップお耳フーフー性感帯暴露スチル奴~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!


大接近モードが搭載されていないGS1で、このスチルだけがメンズの顔面にギリギリまで近付けるお宝イベントでございます。
Fall In Loveロマンスの神様この人ですね分かりました即捕獲します(ラジャ~!!)。


ハァ~~~~それにしてもこのおんぶスチル、マジで顔近すぎません????
耳に吐息が当たるほどの距離という事は、両腕でがっつり彼の首をホールドしてますよね。
いくらおんぶでも姿勢を正せばもう少し体を起こせそうなもんですが、怪我人なんだからしっかり掴まってろって言われたのかなぁ。


DS版でスキンシップするとここで
「そんなにくっつくなよ!」
って言われちゃうので、主人公が意識的に密着させてるのかもしれませんが。
いいぞもっとやれ鈴鹿の赤面は大正義)。



………………………。


な、なんだよ!


鈴鹿くん、耳、真っ赤だね。


なっ、ばか!!
つまんねぇこと言ってると振り落とすぞ!


あはは!



先程まで立場が逆転していた筈なのに、自分の身体的な弱点(耳)を曝け出してしまったが為に結局いつも通りの関係性に戻るお二人(KAWAII)。


ここでちょっと緊張していた空気が和らぐのがイイですよね。
密着感のドキドキと、お互い責任を感じていた気まずさが解けて話しやすくなったというか。


お見舞いや水族館スチルの時もそうなんですけど、主人公はこういう場面で空気を和らげるのが上手いなぁと思います。
そういう彼女が相手だからこそ、彼も安心して弱い部分を見せられるのかもしれません。
周囲に強がってばかりの鈴鹿にとって、きっと貴重な相手ですよね。


と、彼女がそのような相手だという事を彼が自ら再確認したのが三年目クリスマスだよな~、と今ふと気が付きました。
こうやって過去の考察がきちんと繋がると、GSシナリオの深さとブレの無さに震えます。
凄いぞ、ときめきメモリアル Girl's side(今更)。


shiyashiyo3.hatenablog.com

件のクリスマススチル考察はこちら↑。



………………………。
あのよ……悪かったな。
俺、付いててケガなんて……。


鈴鹿くんのせいじゃないよ?


……でも、やっぱ、
女にケガさせるのは、男として、な……。


鈴鹿くん……。


……寒くねぇか?


大丈夫。




    ゲッ


    ダン




www.youtube.com



なにこの圧倒的Eternal Love。
このイベ何万回見ても、鈴鹿男としての責任感の強さに平伏したくなるなるよね……(泣いてる)。


だって彼には何の落ち度も無いんですよ?
最初に彼女を止められなかったのも、本人が平気だって言い張ってたからだし「気を付けろよ」って注意もしてたし。
それなのに謝ってくれるんですよね……謝るのは調子に乗ってて転んだ主人公の方だというのに……ウッ……。


このやり取りを終わらせる為にすぐ「寒くねぇか?」って聞いてくれるとこも含めて、本っっっっっ当に!!優しいんですよ!!!鈴鹿は!!!!!女尊!!!!!!!!!!


ここでスキンシップすると主人公が
鈴鹿くん、やさしいところあるんだ……。
と心で呟くのも見逃せません。


鈴鹿ぶっきらぼうでも根は優しい男なのですが、主人公はこの時に初めてそこに気が付いたんですよね。
何故なら、彼との全イベントを思い返してみてもこれ以上分かりやすく優しくされた事が無いからです。


じゃあ全く優しくされて来なかったのか、といえばそんな事も無いんですけどね。
照れ屋で不器用で言葉も態度もガサツだから伝わりにくいだけで、彼なりの優しさというのは確かに見せてきたと思います。


バスケ部初対面の時だって、モップがけの手伝いを申し出た主人公をやんわり断ってもう遅いから、と早く帰らせてますし。
学園演劇でも、演技とはいえ主人公を蹴飛ばす事が実は泣くほどイヤだったという純情さが露見してますしね。


今回とてもストレートに見せてくれた優しさと責任感の強さは、彼女の中の鈴鹿像を大きく変えたのではと思います。
心の急接近に加えて、おんぶでの密着による身体の方もゼロ距離達成♥というドキドキ感も相まってかなり意識し出したのではないでしょうか。


凍てつく寒さのゲレンデで、ぴったりくっついた背中の温かさ。
真っ白な息で真っ赤に染まる、彼の頬と耳。
ぶっきらぼうな中に初めて感じた、男らしい優しさと頼もしさ。


こんなん見せられたら即ゲッダンして揺れて廻って振れますよマジで(ピタッ)。
台詞もイベントも糖度が低めな彼の、最高で最強な見せ場なんですよね。
こんなにカッコいいとこ見せてるのに、本人的にはケガさせた責任を感じてシュンとしてるのがもう、もう……。
♥永遠に愛してる今日より愛してる♥って誓いたくなるよね。


今回は考察というより只の感想文になってしまい、更に文章の殆どが広瀬○美メドレーで大変申し訳ございません。
イベントの完成度がエクセレントすぎて、あまり考察を挟む余地がありませんでした。
書いてみて分かった事と言えば、溶かしたゲレンデがマグマのように沸騰するほど鈴鹿が男前すぎるという事ぐらいです(知ってた)。


攻略した者全てを魅了する、笑顔が素敵で真顔も素敵な男・鈴鹿和馬。
やはりロマンスの神様の言う通りこの人で間違い無かったようです(断言)
今週も来週も再来週も鈴鹿のこと、ずっと離さないぜ!!
oh yeah!

鈴鹿が私にくれたもの

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プレゼント、それは己のセンスの見せ所。


意中のお相手から頂戴できればアメ玉一個でも神棚に供えたいぐらいですが、GS男子達は友好以上になるともっと素敵なものを選んで贈ってくれますよね。
実に彼等らしいチョイスで、各キャラクターの人となりを垣間見せてくれます。


センスという点においては一抹の不安がセットで付いてくる、我等が鈴鹿の場合はどうでしょうか(ド失礼)。
今回は彼から貰えるプレゼントについて、考察&妄想してみたいと思います。


まずは一年目誕生日の、リストバンド。
何はなくとも、彼が主人公に対して贈る最初のお品となるのがこちら。
(ホワイトデー以降の日程を誕生日に設定した場合は二番目ですが、殆ど無いパターンかと思うので。)


このチョイスは「相手が喜ぶものを考えて」というより、自分が貰って嬉しいものをあげている気します。
まだ異性への贈り物だという事は特に意識せず、仲の良い友達へという選び方ではないでしょうか。


一年目の彼は「悔し涙」&「ナイスパス」発生以前の自分本位な部分がまだ少しは残っているかもしれないので、プレゼント選びも多少はその影響があるのかもしれません。


因みにアイテムとしての効果は、運動と魅力が+5ずつ上がります。
運動はともかく魅力も上がっちゃうところが、実は意外と♥カワイイ子が好き♥な彼らしくてニッコリしますね。


shiyashiyo3.hatenablog.com

魅力パラもしっかり重視している意外な事実はこちら↑。


時系列順に見て行くと、次にくれる物は一年目ホワイトデーの腕時計です。


身に付けられるアイテムなので、デートの時にアクセサリーとして選ぶ事が出来ます。
装着して行くと、付けてくれてありがとな、とお礼を言われる上に、なんかくすぐってぇな、と喜んでくれてン゛ア゛~~~~~~愛゛し゛い゛って唇を噛みちぎりながら悶え狂いますよね(流血)。


腕時計という実用的な物を贈る辺り、前回より自分本位感が薄まっている気がします。
きちんと相手の事を考えつつ、シンプルなデザインで男の自分が恥ずかしがらずに買えるものを選んだのかもしれません。


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この時計を三次元に召喚したくて、似たようなのを必死こいて探してるんですが中々見つからないんですよね。
文字盤が黄色でバンドが青、というカラーリングが意外と珍しいようです。
ネットで唯一見つけたデザインがそっくりなものは、まさかのポー○・スミスでした。


GSタイピングのフリーモード会話で「腕時計大事にしてるよ」と言うと
「おっ、似合うじゃねーか。無理した甲斐があったぜ」
と答えているのでそれなりにお高かったようですが、本当にポー○スミスだった場合彼の小遣い(15リッチ)数カ月分ぐらいのお値段になるのでは。
鈴鹿ったら、またこんなに貢いでくれて……(※妄想です)。


続きまして、二年目誕生日のハート型のクッション
鈴鹿が初めて異性(主人公)の為に、意識して女の子らしいものを選んだのはここです。


皆様、初めてコレを貰った時はひっくり返りませんでしたか???
自分が一番次男♪(次男♪)、じゃなくて鈴鹿♪(長男一人っ子♪)が女の子の為に♥女の子オブ女の子♥️みたいなブツをプレゼントしてくれるだなんて……。
主人公と同じく、どんな顔して買ったんだろう?って思いながら感動でニヨニヨしました。


あんなに照れ屋で男男してて、女の趣味なんか一生理解できねぇ的な彼がこんなラブリーチョイスを……(とフュージョンしてる主人公)の為に……。
二年目からのプレゼントは全編この調子で可愛いものが続くので、彼がどれほど主人公にガチ惚れしてるかが分かりますね。


同年度のホワイトデーではレースのハンカチを選んでくれますが、「女の好きな物=なんかヒラヒラしたレースとか付いてるヤツ」だと思い込んでいるのがTHE・鈴鹿思考の代表格だなぁと思います。
彼の中では女子の好みに対する認識が、小学生のまま永遠に止まっているのでしょう。


実際はピンクより青や紫が好き、みたいな女児も多いと思うのですが、鈴鹿は異性(というか他者全般)の服装や趣味嗜好に興味が薄そうなので仕方がないかと思われます。
女は全員プリキュアの真ん中(ピンク&ヒラヒラコスチューム)が好きだと認識してそう。
女児でも男装の麗人が刺さる」とか「青系ヒロインがどストライク」とか、幼い頃から性癖は千差万別なんだよ?と教えてあげたいですね(^ω^)


このレースのハンカチは、ドラマCD(ご贈答用ですか?)で買った時の様子を事細かに知ることが出来ます。
はばチャの連載「尽の絵日記」によると、デパートのハンカチ売り場で購入した模様。


私がはばたき市に好きなモブとして転生出来るなら、このハンカチ売り場で彼のレジを打ちラッピングを施した店員さん一択です。
百面相しながら品物を選び、ラッピングは「か、可愛いやつで(超小声)」と注文し、リボンの色を聞かれて狼狽する姿を間近で拝めるとかベストオブ大変結構な立場じゃないですか。
「彼女さんにですか〜?(ニッコリ)」って聞いて、「変な想像すんな!」ってアワアワ怒られたいですね。
そんなこんなで慌てふためきながらも、店員さんに向かって「じゃあなっ!サンキュウッ!!」ってお礼言って去っていくとこが彼らしくて悶絶胸キュン倍プッシュ。
この羞恥プレイドラマCD、サイッコ~~~~に大好きです♥♥♥


最後は三年目誕生日の、どくろクマちゃんぬいぐるみです。


こちらは貰った時に主人公が
あ、カワイイ!いま流行りの”どくろクマちゃん”!
鈴鹿くん、よく知ってたな……。

と反応しているので、いつもの「女の子が喜びそう」に加えて「流行もの」という新たな要素を取り入れたようです。


流行りに疎い鈴鹿ですが、その手の情報に敏感なニイやん&ひびやんと仲良くしているので、今回も彼等にそれとなく相談して選んでくれてたらほっこりしますね。
チョイスの仕方がどんどん進化しており、相手を思いやれるようになった彼の心の成長を感じます。
「好きな女の子に喜んでほしい」という純粋な想いが、ワガママだった鈴鹿をこんなに献身的でいい男に育ててくれたんだなぁと涙。


GS2では真咲先輩が一年目誕生日に同じ物をくれますが、彼との対比も興味深いです。
気配り上手な先輩が最初の誕生日ですぐに女の子(まだ可愛い後輩扱いですが)が喜ぶものを的確に選んでいるのに対して、鈴鹿は三年目の最後でやっと同じ物に辿り着くという不器用さが愛おしい。
どちらもスーパーエクセレントいい男達です。


さて、次にプレゼントを貰えるチャンスは三年目のホワイトデーなのですが。
残念ながらゲーム内では卒業式の後となるため、何を贈ってくれたのかは謎ですよね。


ところが、その断片をチラ見せして下さっている絵があるのです。
それがこちらのCDのブックレット↓。


www.amazon.co.jp

ときめきメモリアル Girl’s Side イメージソングコレクション~Be Mine~」。
GS1のキャラソンアルバムです。
お世辞抜きの大名盤なので中身もお薦めですサイコ~♥


こちらに各キャラが(おそらく卒業直後の)ホワイトデーにプレゼントを渡してくれる、というシチュエーションの描き下ろしイラストが封入されておりまして。
短い台詞付きなのですが、全員が全夢女にマシンガンをぶっ放してくる糖度の高さです。
ありがてぇありがてぇ……(五体投地)。


鈴鹿の分だけ画像を掲載しますので、ネタバレを防ぎたい方はここで引き返してアルバムを購入し銃弾を浴びて下さい。


そんじゃ、いってみよう~~~~。












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あのよ。
……その、なんか迷っちまって……。
こんくらいあれば、
どれかはおまえに似合うと思うぜ!


………………………………。

また貢いでいるな。
(♥LOVE FOREVER♥)

手に持っている袋は二つだけですが「こんくらいあれば」という台詞から察するに、中身は多種多様なプレゼントが何個も入っていると思われます。
この可愛いラッピングと袋の大きさからすると、シモンみたいな雑貨屋さんで色々買ったのではと予想。


「どれかは似合うと思う」と言ってるので、身に付けるもの=アクセサリーが中心かなぁ。
大きい方の袋にはストールや帽子も入りそうですが、どちらにせよ選びきれなくて全部買っちゃってるとこが単純かつ超優しくて男前です。結婚しよう(真顔)。
これまたどんな買い物風景だったのか、モブ店員さんになって観察しまくりたいですね。


しかも珍しく(というか初めて?)、いつものラフな普段着より明らかにオシャレして来てるじゃないですか。
カチッとしたジャケットなんて羽織っちゃって、どうしたの鈴鹿……。
今からプロポーズ???(迷わずにSAY YES)
もしかすると背中に回した右手にも真っ赤なバラの花束(Ⓒ理事長)ぐらい隠し持っているかもしれません。
これが本当に卒業直後のホワイトデーだった場合、付き合いたての♥初カノ♥に浮かれ過ぎていて超絶カワE~ですね!


毎年進化を遂げていく、鈴鹿のプレゼント。
センス云々よりも彼女を想う気持ちの大きさが、プライスレスな感動を与えてくれるのです。



ところで私は先日誕生日を迎えたのですが。



<ピンポ~ン>


おっと、誰か来たようだ。


<ガチャッ>


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わあ、
かわいすぎるう!!





     ☆彡OMAKE☆彡


先週、鈴鹿×主人公(手芸部)の三年目バレンタインSSをpixivに上げました。
手作りチョコ大大大失敗なお話です。
チョコに負けるな、鈴鹿の胃腸。


www.pixiv.net

鈴鹿と姫条が世界を救う

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鈴鹿はたぶん、友達が多い方だと思います。
はばチャの50の質問で「友達は多い?」と聞かれた時も
「そうだな。市内でバスケやってるヤツならたいてい知ってる」
と答えているし、バスケに関しては彼自身が有名人なので界隈で顔が広そうですね。


主人公と出会って改心するまでは「自分勝手なワガママ野郎だった」というバスケ部内の友人の証言(ドラマCD・Buddy)もありますが、同性には基本的に人懐っこい態度なので心底嫌われたりはしていなさそうです。


短気で怒りっぽいものの、単純でどストレートな性格ゆえ喧嘩しても根に持たずサッパリした付き合い方をしているのではと予想。
対人関係も深く狭くというよりは、浅く広くなタイプでしょうか。
初対面やかなり久々の再会相手でも、壁を作らずに話しかけてくれそうですね。
対異性だと心を開くのに時間がかかりますが、男同士だと気を許すのが早そうです。


そんな彼がゲーム内で特に仲良くしているメンバーは、守村くん・姫条くん・日比谷くんのお三方。
もりりんはゲーセン友達、ニイやんは補習仲間、ひびやんは格闘技愛好家という各々との仲良しポイントがあります。


今回は中でも一番コンビ感の強い、ニイやんとの関係をピックアップしてみましょう。


この二人の絡みといえば、何は無くとも外出イベントで発生する「補習ブラザーズ」。
貴重な休日を補習で潰された彼等がせんせぇへの恨み節を叫びながら、憂さ晴らしにカラオケへ繰り出すというエピソードです。
別の日には、こっそりカンペ作りの相談をしている二人に遭遇するイベントも有り。
補習やお説教からは逃亡しても、不正行為は嫌いな鈴鹿が乗り気じゃないのにキュンとしますね!(悪の道に走らないでね♥)


いつも仲良く補習を受けている彼等ですが、その姿勢も理由もまるで違います。
ギリギリ落としても大丈夫な単位数を計算し、そこだけを完全に投げているニイやん。
地頭は良いのでちゃんと勉強すれば好成績なのに、生活(バイト)と遊びを優先する為に堂々と学業を疎かにしております。
値引きの計算も異常に早いし、本人にやる気さえあれば補習とは無縁だったでしょうね。


対して、本当に全く何も考えておらずとにかく勉強嫌い鈴鹿
三年への進級もギリギリ首の皮一枚だったし(ドラマCD・stand up my dream)、彼自身も清々しいほどに向学心がゼロです。
俺はバスケだけやってりゃいいんだよ!と、完全に開き直って卒業までぶっちぎりの低成績のまま突っ走りました。
どうやって進学校であるはば学へ(しかも中等部から)入学出来たのか、永遠の謎です。


そんな補習兄弟ですが、性格といいルックスといいGS1メンバーの中でも抜群な相性の良さを誇るコンビですよね。


まず、二人ともしっかりと男臭さがある。
どこか浮世離れしている他のメンズ達と違い、ニイやんも鈴鹿も生身感があります。
首の後ろをクンカクンカしたら、ちゃんと汗とムスク・汗と制汗剤の匂いが漂ってきそう(スゥ~~~~~~~~~~~~~~~)。
葉月もりりん色サマはバラやジャスミンの香り……♥


肌の色素も濃いめだし、運動神経グンバツな二人は脱いでも良い身体してて大変結構。
毎日部活と自主トレで鍛えている鈴鹿の方が筋肉付いててガッシリしてそうですが、ニイやんも街でワンパクしてるし水着だと胸板しっかり盛り上がってるしナイスバディですよね。


ニイやんに関しては、モデルの葉月に負けず劣らずなスタイルの良さもポイントです。
高身長に加えて、シュッとした体型に長い足!
どんなにアレな服(例・SEA)でも立派に着こなせているのは、素材の良さの勝利かと。
鈴鹿の(お母さんが買ってきた)服もニイやんなら着こなせそうですが、逆だと私は大笑いしてしまうかもしれません(GOMEN)。
鈴鹿のSEA……矢印……青ギンガム……。
い い と 思 う ぜ ……。


あと単純に、二人が並んだ時のバランス感がとてつもなくイイ!エェクセレント!!!


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♥ヒ゛ヤ゛~~~♥

KO・RE・NA!!(^ω^)
長髪と短髪、端正な切れ長の瞳と炎を宿した熱血おめめ、そしてこの絶妙な身長差……。
どこのアイドルユニットかナ~??????


二人とも単体で十二分に男前なのですが、コンビで並ぶとお互いの魅力が更に引き立ちまくってフェロモンがマシマシです。


ドラマCD(Buddy)でモブ女子が、並んで話をしている葉月と鈴鹿を見比べながら


改めて見るとキレイだよね~葉月珪。
同じ高校の同級生とは思えないよ。
それに比べて横の鈴鹿は……ハァ~(呆)。


とか明日を生きる資格を剥奪したいほどの暴言をほざいてましたが、隣にいるのが同じワイルド系イケメンのニイやんだったらそこまで酷評しなかったと思うんですよね。
そもそも葉月の美オーラはおそらく全人類の中でも神レベルだし、同じ美形でも鈴鹿とは美しさの種類が別グループなので比べるのが間違っていると思います(クソデカ主張)。


補習兄弟でスキーへなんか行ったら、絶対の絶対に女子達の注目の的ですよ。
お互いにスキーウェアがモノトーンでお揃いっぽいし、並ぶと二倍カッコE~♥
ゲレンデマジックも相まって、鈴鹿も一緒にお姉さん方からモテモテになりそう。
………ハッ!!ダメだ、行くな!!(嫉妬)


このコンビ、学校帰りとかでなく休日にも二人で遊びに行ったりしてるんですかね?
鈴鹿はしょっちゅうニイやんを誘ってそうですが、ニイやんは女子が来ないと五回に一回ぐらいしかOKしなさそうな気もしますw
でも遊びに行ったら何だかんだ盛り上がって、ずっと二人でじゃれ合ってそう。


私の勝手な印象ですが、ニイやんも友人関係は浅く広くでそこまで他人に干渉も執着もしないお方ではないかと思います。
でも生来の育ちと人の良さで、何だかんだ世話を焼いてしまうタイプかなぁと。
だから皆から慕われるし、本人が望む・望まないにかかわらずいつも人の輪の中心にいるイメージがあります。


そんな彼ですが、数多くいるであろう友人達の中で気を遣わず本音を言い合える相手は少ないかもしれません。
気配りパラが高くて空気を読むのに長けており、いつでも明るく優しいニイやん。
けれど親しくなった主人公に見せる顔には、享楽的な生き方を選ぶ理由となった傷を抱えた影がありますよね。


きっと地元での過去や心のうちは軽い付き合いの友人達には話さないだろうし、詮索されるのが嫌で仲が深まりそうになるとしっかり予防線を張られそう。
(その心の鎖を少しずつ解いて開放したのが、ニイやんルートの主人公ですよね。)


おそらくそのような対人関係の中で、鈴鹿のように全く裏表が無く何も考えずに付き合えるピュアボーイは貴重なのかもしれません。
単純でからかい甲斐があり、怒らせても引きずらずにケロッとしてまた話しかけてくる。
妙な勘ぐりもしないし、詮索もしない。
沢山いそうな男友達の中でも、かなり気楽に親しめる相手ではないでしょうか。


そして、鈴鹿が大きな目標をどこまでも真っ直ぐに追いかける姿勢にも魅かれていればいいなぁ、と思います。
基本的にはリアリストなニイやんですが、同時にロマンチストでもあるのできっと全力で応援してくれてますよね。


はばチャの特集記事(尽のイイ男手帳大公開)で鈴鹿について聞かれた時も、


まぁ、あいつはオレよりはアホやのは事実やけど(笑)。
でも、アイツのバスケはすごいで、ホンマ。
そこんとこは、よーく書いといてな。


と、悪態を吐きながらもバスケの技術が確かな事はしっかりアピールしてくれてるし。
ニイやん……エエ男やな……(キュン)。


そんな風に褒められてる事も知らず、同記事で鈴鹿がニイやんについて語ったのは


姫条?ああ、あいつバカだぜ。
俺もまあ、人のことは言えねぇけどな。
でもよ、あいつ悪いことにかけちゃ、すげー頭が回るみたいだ。


という、悪知恵が働く事だけでした。
鈴鹿……正直者すぎて全く悪に染まれそうにないね……(だがそこがいい)。


このように補習兄弟といえば、気遣い上手で大人なニイやんと、単細胞で子供な鈴鹿、というお互いの対比も大きな魅力です。


近所のお子様達からとても慕われているニイやんですが、鈴鹿が懐いているのもそれに近いものがあるのかもしれません。
カッコよくて頼もしくて面白いし、口では色々言いつつもきちんと寄り添ってくれる優しいお兄さんですからね。


鈴鹿も子供達にバスケを教えたりして慕われておりますが、彼はお子達と精神年齢が近いところが人気なのではと思います。
子供相手につい本気でパス出したりしてるし、バスケの技術面以外では同い年のダチ公みたいな親しまれ方なのでは、と予想。
ニイやんとはまた別種の、全力で遊んでくれるやんちゃで楽しい年上の友達でしょうね。


二人はデートの三択会話で好みが被る事が多々あるのですが、同じような回答でもやっぱり対比が出ていて面白かったです。


博物館(通常展示)で
この原人の人形、○○くんにそっくり
を選ぶと二人とも好印象になりますが、


ニイやんの場合

ハハハ!!
そしたら、自分はこのハニワや!!
……おっと、静かにせな。


と、きちんとマナーをわきまえた返答です。
流石はニイやん、ふざけていてもしっかりO・TO・NA・・・。頼もしいですね!


対して鈴鹿の場合、

わはははっ!
じゃ、こっちの原人はおまえだよな!


と、絶対この後主人公と一緒に学芸員さんに怒られてそうなはしゃぎっぷり。
これはこれで大変結構、カワイイから君たちは永遠にそのままでよろしい、以上。


他にもゲーセンのメダルコーナーで
あのお菓子を取るヤツがいい!
を選ぶと、


ニイやんの場合

なんや、ガキ臭い気もするけど、
ご要望とあらば……。


と×印象になってしまいますが、


鈴鹿の場合

俺、食べ物かかってるとマジんなるぜ。


とヤル気満々な○印象です。
おとなとこどもですね……(SUKI)。


どこまでも対照的な二人なのに、どちらにも心惹かれてしまう相性抜群の凸凹コンビ……。
それが罪深き補習兄弟……。
合法的に両方と付き合える乙女ゲーっていいよね(ニコッ


ハヤりに疎い鈴鹿が待ち合わせ時にちゃんと流行アイテムを褒めてくれるのは、たまに「姫条と遊ぶ」コマンドを実行して流行&気配りパラを上げてるからだと思います。


ニイやんもたまに鈴鹿と遊ぶ」を実行して運動パラを上げて、楽しさでストレスを下げてるといいなぁ。
何かと手のかかる鈴鹿の世話を焼く事により、気配りが上がるのかもしれませんがw


それでは最後に、この二人の関係性を如実に表している公式イラストをご覧下さい。
GS1イラストレーションズ(画集)に付属された綴じ込みポスターの、集合絵の中の二人(+せんせぇ)です。


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かわいすぎてちょっと意味がわからない。

なんだこのなんか小さくてかわいいやつは。
新種?ちいかわの新種??
公式の鈴鹿絵ってだいたいカッコつけてムスッとしてるかちょっと微笑むぐらいの表情が多いのですが、こんなに全開バリバリフルスロットルで♥可愛い♥に特化した顔してるのはマジでここだけです。


補習兄弟って「ニイやんの方が半年ぐらい誕生日が早い」というのを抜きにしても、どう考えても兄と弟の役割が決まってますよね……この顔を見ると。
そして遠い目をしつつも、二人を背後で見守るせんせぇの圧倒的な保護者感。
♥せんせぇいつもありがとう(定期)♥


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もうね、右の子ね、絶っっっ対に入院中のお母さんにトウモロコシ届けに行こうとして迷子になっちゃう顔してるよね。
※ニイやんがとなりのハヅキにお願いして、ネコバス(体育館の裏に住みついてるヤツ)で迎えに行きます。

鈴鹿とアメリカと私

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私が鈴鹿沼へ転がり落ちて集め出したものの一つに、GSの二次創作同人誌があります。


ハマりたての頃はとにかく本編をやり込みつつ公式の関連物を買い漁っていたのですが、同時にネット上でファンアートや二次小説も閲覧するようになりました。


やがてそれでは飽き足らず、中古同人誌を扱う専門店で紙の本にも手を出し始めてふと気付けば約半年で三ケタ買っている始末。
ずっとオタクとして生きてきましたが、間違い無く人生で一番薄い本を買っています。


勿論十数年前の中古のものだけでなく、新たに紙媒体で作品を発表して下さるはばたき市民様方の御本も楽しませて頂いております。
来年20周年を迎えるGSシリーズが、現在まで深く長く愛されている証でもありますね。
いつの時代のものであっても、素晴らしい二次創作を生み出して下さった神々には感謝の気持ちでいっぱいです。


そんな数多のまばゆい二次作品群を拝見して、改めて感じた事が一つありました。


主人公像の多様さです。


GSシリーズの主人公達は、SDキャラ以外ではっきりとした容姿は出てきません。
作中の台詞も最低限であり、勿論キャラクターボイスも無し。


プレイヤーが自己投影しやすいように、あくまでも控えめに作られております。
デイジー、バンビ等の通称名以外、デフォルトの名前すらありません。
なので、プレイヤーの数だけ「My主人公像」があるのは当然の話ですね。


そしてまた、ゲーム本編内でもお相手の男子ごとに微妙な性格の違いを見せてくれるキャラでもあります。
それも相まってますます彼女達の印象は枝分かれしていき、二次創作される方々の作品ごとに違う、多彩な魅力を放つカメレオンヒロインとなったのでしょう。


こういう主人公達ではありますが、オリジナルが全くの無個性というわけではないところもミソですね。
むしろ個性が爆発してます。


デート中の三択は笑えるものから大胆な台詞まで多種多様に選べるし、心の声にも自身の性格が出ていて面白い。
そんな彼女らが他のキャラ達との交流で見せる会話や行動が、我々プレイヤーの解釈によって各々の中での主人公像を何となくイメージさせてくれるのです。


さて、ここで鈴鹿のお相手をする主人公について考えてみたいと思います。
彼を攻略された方々は、ゲーム内の彼女にどのような印象を持たれましたか?


基本的には他のキャラを攻略する時と同じく、明るく朗らかな天然ピュアガール、といったところだと思います。
GSヒロインの鉄則である難聴+鋼メンタルも忘れず付け加えましょう。


私が感じた「鈴鹿ルート時の主人公」独自の特徴は、彼への叱咤激励の多さです。


勿論他の男子達に対しても、各々を励まし自信を持たせるような台詞やイベントは用意されています。
が、鈴鹿の場合はそれがかなり多めに作られている気がするのです。


その代表格であるスチルイベントは、やはり「悔し涙」でしょう。
ここで彼を再起させた主人公こそが、「鈴鹿ルートにおける正ヒロイン像」だと私は思っております。


行き詰まっていた彼を正しい方向へ導き、バスケへの向き合い方以外に心の在り方まで軌道修正させた彼女。
間違い無く、二人の関係性のターニングポイントとなった出来事ではないでしょうか。


shiyashiyo3.hatenablog.com

「悔し涙」スチルのディープな考察はこちら↑。


また、チア部で鈴鹿をIHへ連れて行くと見れる試合前の会話もザ・叱咤激励です。
ポイントは、主人公が全会話の中で彼に対して唯一「バカ!」と言ってしまう場面がある事。


shiyashiyo3.hatenablog.com

チア部IH会話詳細はこちら↑。


「バカ」はご存知の通り鈴鹿の口癖であり、主人公に対しても日常会話から照れ隠しまでしょっちゅう言い放ってますよね。
彼は「バカって言う奴がバカ」を体現しているキャラなので(ド失礼)、言われてもこちらは何のダメージも受けない訳ですが。


そんな彼に向かって、ストレートに「バカ」と口に出して咎めている。
あの「悔し涙」の時以上に、主人公が激しい感情をぶつけている訳です。
名前に入っているほどバカがデフォルト状態な彼ではありますが(ウルトラド失礼)、彼女が彼をバカだと言った事は確認出来る範囲でここだけでした。


いつも強気な鈴鹿がIHという大舞台を前に「勝てる気がしない」と弱音を吐いている事に対し、即座に奮い立たせる為に思わず言ってしまったのかもしれません。
そんな風に、大事な場面で躊躇無くものを言える強さを持ったヒロインだと思います。


そして叱咤激励の「激励」が爆発しているのが、ときめき会話で見せる彼への恥ずかしいほど過剰なベタ褒めです。
以前の記事でも何度か触れましたが、他のキャラよりも明らかに分かりやすく、褒めて、褒めて、褒め倒しております。
とにかく自分の好意を隠しません。


かっこいい、可愛い、素敵、シブい見とれちゃうといった容姿の賛美は勿論、
「お弁当作ってあげたい」
「腕によりをかけて茶碗蒸しを作りたい」
といった胃袋わし掴み系台詞でも猛アピール。


他にも、
「溺れたら鈴鹿くん助けてね」
「迷子になっても鈴鹿くんとなら……」
鈴鹿くんに抱きつきそうになったよ」
などという、思春期男子の瞬殺待ったなし!な返答で彼を翻弄してみたり。


かと思えば、
鈴鹿くんが白馬の王子様って素敵!」
「前世で、わたしたち恋に落ちてたかな」
等の恥ずかしすぎるメルヘン&スピリチュアルなおとめちっく台詞も。
鈴鹿ァ~~オメ~もデレデレすんなよチョロい奴め~とニヤニヤしちゃいますね(^ω^)


それらの言動や行動を合わせると見えてくる、私個人がイメージした鈴鹿ルートの主人公像。
それは、「いつでも彼を温かく見守っている女の子」です。


鈴鹿くんの成長はわたしが見守るよ」
というそのものズバリなときめき会話台詞もありますが、彼の事を本当によく見て理解していると思うんですよね。


これまた以前の記事に書いてるんですが、鈴鹿というキャラクターは勝気な熱血スポーツマンであると同時に劣等感を持った少年、というコンセプトで作られたそうです。
だからバスケ選手にしては身長も低いし、彼自身が格好悪いと思っている姿を主人公に見せるイベントが多い。
性格も他のキャラ達に比べて未成熟です。


shiyashiyo3.hatenablog.com

その辺りの詳しい考察はこちら↑。


けれど彼女はどんな姿を見ても、ずっと側にいて励ましてくれた。


「悔し涙」のように自暴自棄な八つ当たりをされても、静かに諭して見捨てなかった。
暴走しそうな時はすぐに咎めてくれて、失敗しても笑ってフォローしてくれる。
彼自身が良いと思っていない部分も、どんどん褒めて素直に好意を表してくれる。


恋愛沙汰に疎くて自分本位な性格だった鈴鹿が、今までの在り方を変えてしまうほど彼女を好きになる理由がよく分かります。
こんなにいつでも自分に寄り添って自信を持たせてくれる女の子には、人生で初めて巡り会えたかもしれません。


では、逆に。
彼女は彼をどう思っていたのでしょうか。


実は今まで彼女自身の思考について、きちんと考えた事がありませんでした。


先述のようにこの作品の主人公は、我々プレイヤーが自己投影しやすいように計算されて作られております。
なので、極端に言うと主人公=自分自身として没頭出来るゲームなんですよね。


だから攻略対象である彼等と本当に恋を育んでいるようにときめくし、主人公の目を通して高校三年間の青春を何度も追体験出来る感動があります。
読んで字の如く、まさにときめきメモリアル神ゲーです。


つまりは主人公と自分を別人格として分けて考える、という事をする必要性が無いまま無意識にプレイしておりました。
勿論彼女自身の個性が出る場面もあるのでガッツリ自分自身!という程ではありませんが、完全に合体(フュージョン)している感覚ではあります。


他のキャラを攻略する時はもう少し俯瞰的に「主人公とそのお相手」として見れるのですが、鈴鹿に関してはもう完っっっ全に自分が主人公に憑依してるんですよね……。
ガチ恋してるから。


そんなプレイ方法で真剣交際を楽しんでいたので、主人公の思考や台詞も自分の気持ちと混合して捉えておりました。
ときめき会話のベタベタなベタ褒めなんて、マジでそのまま自分の言葉とイコールです。
鈴鹿はカッコいいね可愛いね天使だね♥)


ところが先日、そんな己に転機が訪れました。
鈴鹿と過ごす三年間の日々を主人公の目線で綴った、二次創作小説を書いたのです。


冒頭で述べた通り私はGSの二次創作愛好家ですが、皆様の素晴らしき作品とゲーム本編だけで満足しておりました。
故に自分も何かお話を作ろう、という気は特に起こらなかったのです。
この狂ブログと脳内の妄想だけでアウトプットも自家発電も十分だよなぁ、と。


しかしたまたま彼の誕生日前にまとまった時間が取れたので、お祝いの賑やかしになればいいやと深く考えずに執筆を決定。
お話は主人公の一人称で進むので、ゲーム内で受けた彼女の印象を元に台詞や思考を考えつつ書いていきます。


「なるべくゲーム本編のイメージに近付けたい(その方が己の妄想が捗る)」という拘りを持っている面倒なオタクである私は、ここで初めて主人公自身の気持ちを深く探るようになりました。


彼との初対面時や初めて電話した時、デートに誘った時、普通から友好になった時、好き状態になった時、諸々のイベントの時。
本編では語られぬ場面で、彼女は鈴鹿の事をどんな風に思いどう見ていたのだろう?と。


恐らくこの段階で「プレイヤーごとに受ける主人公像」に差異が出て、二次創作の場合は作家ごとに個性の違うヒロインが生まれるのだと思います。
このみんな違って当たり前なのも、最高に面白い部分ですよね。
(なので、ここで私が描いた主人公像はあくまでも「私の印象に基づく本編内の主人公」だと思って下さいませ。)


鈴鹿と過ごした三年間を丸ごと綴るお話なので、ラストシーンは当然卒業式の日の教会です。
ここが一番重要な場面であり、最も書きたかった部分なので彼女の思考や行動を更に注意深く探りました。


彼が教会に現れる直前まで、彼女はどんな心境だったのか。
男子達が卒業式まで告白を待つのは教会の伝説やゲームシステムの都合等色々と理由がありますが、彼女が自身の想いを告げられぬ理由もあったのかもしれません。


鈴鹿に対しての場合は、夢を追って旅立つ人だからではないかと思いました。


主人公は今まで彼を叱咤激励し、ずっと近くで見守ってきた女の子です。
恋心でなく純粋に友人として応援してきたのかもしれませんが、「壮大な夢を追い遠い国へ行ってしまう」という彼の目標は、自分の気持ちに蓋をする理由として十分有り得るのではないでしょうか。


恋愛についての質問で、「面倒臭い、とにかく俺はバスケやってりゃいい」的な返答をされてますしね。
これに関しては「……今は」と含みを持たせているし、タワーのときめき会話で真意を聞く事も出来るのですが主人公がニブすぎて今いち伝わっておりません。


そんな訳で、告白されるまで彼の思考は
恋愛<<<<<<<<<バスケ(自分の夢)
である、と信じ込んでいたと思います。


このまま友人として、彼の夢を応援すると心に決めていたかもしれません。
或いはお互いの恋心を何となく察していたとしても、離れ離れになる運命が耐えられず踏み切れなかったのかもしれません。


そんな風に切なく思っていたかもしれない彼女に、彼のあの告白があったわけです。
ここまではほぼ私の妄想でしたが、この先は200%確信を持って書かせて頂きます。


鈴鹿の告白といえば、アメリカですね。
私が当ブログで事あるごとにイチャモンを付けていた、あの発言です(酷)。
しかしどれだけ文句を言いつつも、毎回必ずホイホイ付いて行くあの国です。
わたしも鈴鹿がSUKI~~~♥♥♥


あの愛の告白とセットの「アメリカまで付いて来い」発言ですが、秒でOKしつつも毎回「コレに即答で付いて行く主人公さんってスゲーよなぁ」「進路とか白紙になるのに」と余計な思考を漏れ出させておりました。
結ばれた喜びに涙しつつも、完全によっしゃ、アメリカ行くぞー!!という思考にはなれなかったのです。


ところが、今回初めて完全に自分と思考を切り離した「主人公の気持ち」を考えてみて分かった事があります。


あの告白に迷わずOKを出した彼女は、特別凄い事などしていない。
懐が深いわけでも、チャレンジ精神旺盛なわけでも、物事を深く考えていないわけでもない。


即答でアメリカ行きを決断出来るほど、鈴鹿の事が好きだというだけなのです。


ただそう思っているだけの、普通の女の子。
それが、鈴鹿ルートで彼の告白にOKを出す主人公なんですよね。


当たりめーだろ今更何言ってんだ!と鈴鹿にプンスカ怒られそうなオチなのですが、私にとっては天地を揺るがす大発見でした。


今までこんなに1000000000000%自分自身が入り込んだ状態で彼の告白を受け止めていたのか……と顔から血が出そうです。
いやまあ、そういうゲームだから仕方無いんですけども(KONAMIへ責任転嫁)。


告白を受けた彼女は彼にこう言います。


「……わたし、ずっとそばにいるよ。
 鈴鹿くんと一緒なら、どこへでも行くよ!」


アメリカに限らず、彼と一緒ならどこへでも行くと力強く言える理由。
それも何となく分かる気がします。


出会ってから告白を受けるまでの三年間、彼女の中で彼はずっと
鈴鹿くんはアメリカへ行く」
という、別離がある人として認識されていたと思うんですよね。


どんなにお互いの心の距離が近付いても、卒業後には笑って送り出さなければならない。
どれだけ側に居たくても、「行かないでほしい」とは絶対に言えないわけです。


彼の夢を応援する=別離になるのが前提だと思っていた彼女にとって、彼の「付いて来い」発言はまさに目から鱗の大逆転発想だったと思います。
そりゃあどこでも付いていくよね……良かったね、嬉しかったよね主人公……(落涙)。


あのときめき会話のイメージ通り、アメリカ行きを即座にOK出来るほど鈴鹿の事が大好きでたまらない主人公。
自分で二次創作を書こうと決めなければ、彼女の事をボンヤリとしか理解出来ぬままでした。


こんなに単純で大切な事を見逃していたなんて、私の鈴鹿力は主人公の足元にも及びません。
もう53万ぐらいになったかと自惚れておりましたが、まだたったの5ぐらいです。


いや待てよ?
つまり、これからまだまだ鈴鹿力の伸び代があるという事ですよね!(positive)
よーし、オラワクワクしてきたぞ!!
いつか主人公を吸収して完全体ヒロインになる日まで、待っててくれよな!鈴鹿!!

鈴鹿は私の心の幸い

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ときメモGSシリーズは、高校入学と同時にスタートして必ず卒業式の日にエンディングを迎えるゲームです。


キャラクター達と好きとか嫌いとか探り合いつつ成長し心を通わせ、どんな結果になろうと「卒業と共に終幕する」という流れは絶対に変わりません。
彼等との「その後」は軽く仄めかされる程度で、具体的な未来はプレイヤーである我々に一任されております。


意中の相手から想いが溢れる告白を受け、伝説に沿って幸せな未来を約束される感動のEDは何度見ても心が浄化されますね。
晴れて恋人同士となった二人の今後の展開を妄想するだけで、ドーパミンやらエンドルフィンやらがドバドバ分泌されてハッピーホルモンフェスティバルです。


でもまあ、そうは言ってもですよ。


ぶっちゃけ公式でも見たいと思いませんか?


卒業後のイチャイチャしている二人を。


男子達は好き状態になると各自デレデレな態度に変わりますが、もう一段階進んだ交際後にはどんな彼氏になっているのか。
脳内補完で満足できない事も無いのですが、それはそれとしてやっぱり公式でも見たいんですよね(貪欲)。


本編ではEDのモノローグのみでしか語られぬ卒業後の二人ですが、ありがたいことに派生作品(ドラマCD等)では結構チラ見せして下さっております。


という訳でそれらを紹介しつつ、
鈴鹿って付き合った後はどんな彼ピッピになったの?♥
を考察しちゃいま~~~~す☆彡(^ω^)


卒業後の二人を描いたドラマCDは、
「1st Love Plus特典CD(それからの二人)」
「ときめきファクトリー特典CD」
「思い出の絵本(全員版)」
の三種類。


各CDの内容をガッツリとネタバレしつつ進めるので、自衛される場合はここでブラウザバックをお願い致します。
(ファクトリー特典CDは以前記事にした遠恋のお話です。)


では、時系列順に追っていきましょう。


まずは「それからの二人」。
1st Love Plusの特典CDに収録された、各キャラクターによる告白後のエピローグ集です。


鈴鹿編の内容は、「一緒にアメリカへ行きたい」という二人の希望を主人公のご両親へ話しに行くというもの。
彼女との待ち合わせから、大緊張で挑む玄関前までの道中が描かれております。


いやもう、ね…………。
これちょっとビックリしませんか???


まさかあのメンバーの中で、一番最初に
「お嬢さんを下さい」
的な事をやりに行くのが鈴鹿だなんて……。


ドラマ内の時期は卒業直後。
並木道の桜がまだ咲いてる、というような話をしてるので遅くとも四月半ば頃でしょうか。
付き合い立てのホヤホヤですね。


作中の彼は九月の留学に備えて英会話学校の入学準備を進め、はば学のせんせぇ方にも学校選び等の相談をしに行っていた模様。
高校時代は親も教師もうるさいだけだと思っていたけど、今になってやっとその恩恵に気付けたのだとか。


ウウッ……お説教ばかりくらっていたあの子が、すっかり大人になって……とホロリ。
これも主人公と恋をした事により、心身共に成長できた証かもしれません。


二人のアメリカ行きについて自分から彼女のご両親に直接話したい、というのも彼の強い希望です。
しかしいざ当日となると大緊張して、あの手この手で訪問日をズラそうと雑に画策する辺り往生際が悪いのですがw


ともあれ最後には腹を括り、勢いよく玄関へ入る場面でおしまい。
無事に説得出来たかどうかは、これまた我々のイマジネーション次第という締め方です。


鈴鹿………………。
なんて男らしいの………(ガチ恋×∞)。


アメリカ行きの無計画さには文句ばかりの私でしたが、このCDを聴くと彼の本気度と責任感に胸キュン五億倍でひたすら謝り倒したくなります。
まだ18という若さだというのに、大切な存在と未来を共に生きるという決意がしっかり固まってるんですよね。


GS1の告白は交際の申し込みというよりほぼ求婚みたいな殿方が多いのですが、アメリカ発言もそのような印象があります。
いくら何でも先走りすぎでは?と思わずにいられません。


が、しかし。
このドラマを聴くと若さゆえの幼い暴走思考で決めたわけでなく、きちんと責任を持って「彼女の人生を背負い、共に支え合って生きていく」という強い覚悟がある事を感じました。


あの性格なのでそこまで深刻に思っていないのかもしれませんが、ごく自然に責任感のある考え方・生き方が出来るところが最高にカッコいい部分だよなぁと思います。
スキーでおんぶのイベントもそうなんですけど、鈴鹿のカッコよさっていつも無自覚に発揮されるんですよね。


意識せずにやってる事だから本人はそんな自覚も無いし、むしろ「こうすんのが当たり前だろ?」と褒めても否定してきそう。
逆にカッコつけようとすると微妙に空回りしちゃうとこも、サイコ~に愛してます♥


今回の彼の話し方や態度は、友好状態っぽいテンションでした。
高校時代のようにモジモジ・アワアワしたりドモってしまう事も無く、ごく自然に話せるように成長しております。


想いを伝える前はしょっちゅうド緊張&大赤面してましたが、好意を受け入れてもらえて安心したんでしょうね。
あの好き状態の慌てっぷりが、交際後にはあっさり消滅してしまうなんて……。
嬉しいけど、ちと淋しいっつーか……な。
友好な態度も心を許してる感があり大変結構なのですが、たまには卒業前のように余裕の無い姿も拝ませてほしいですね(鬼)。



お次は「ときめきファクトリー特典CD」。
卒業から(多分)一年の時を経た二人の、遠距離恋愛の様子が語られております。


shiyashiyo3.hatenablog.com

内容の詳細はこちら↑。


shiyashiyo3.hatenablog.com

更に突っ込んだ考察(妄想)はこちら↑。


事情は謎ですが鈴鹿だけが単身アメリカへ渡り、日本にいる主人公と電話で近況を報告し合っている、というお話。
留学先のチームメイトも良い人達ばかりで、試合ではまだまだ相手にされないながらも充実した日々を送っているようです。


上記事で大いに語り散らかしたので感想は省きますが、こちらのCDも相当なビックリ展開で腰を抜かしました。
一緒に行ったんちゃうんかい!!と涙。
現実的には遠恋の方が有り得るしドラマチックな妄想も盛り上がってしまうのですが、当人達は相当切なかったでしょうね。
「それからの二人」でご両親を説得出来なかったのかな……とか思うと、涙と鼻汁で顔中がズビズバです。鈴゛鹿゛~~~~TT


しかし遠く離れてしまっても、絆の強さは一年前と変わらぬ模様。
今回も友好状態的な話し方をしており、遠恋の湿っぽさはあまり感じられません。
いきなり嫉妬が炸裂したり、中々帰国出来ない事を残念がる彼女にキュンとしたりと、恋人らしいやり取りもあってニッコリ。
このぐらいカラッとしている方が彼等らしいな、と妙に安心出来る遠恋ドラマでした。



最後は「思い出の絵本(全員版)」です。
こちらはGS1冒頭とEDの教会に出てくる例の絵本を、攻略対象キャラクターが全編朗読してくれるという夢のような商品。
葉月・氷室版の好評を受け、ファンの要望により新たに全員版が発売されたのだとか。


朗読に入る前に主人公から絵本を読んでほしいとせがまれるプロローグと、朗読後に寝てしまった主人公を見つめて呟くエピローグがそれぞれ収録されているのがエクセレント!
全員が卒業後の二人なので糖度が高めで、どのキャラを聴いても悶絶必須です。


プロローグ&エピローグの時期は明確にされておりませんが、鈴鹿の場合は先述の特典CDよりも更に遠い未来の二人なのでは?という確信があるのです。
早速検証していきましょう。


まずは朗読前のプロローグ。
会話の背景では、バスケをしているらしき人々の異国語が聞こえます。


えーっ?俺が読むのかぁ?
バーカ。ヤだよ、そんな甘ったるいの。
自分で読みゃあいいだろ?
……約束?あーーー……さあなあ。
そんな約束、したっけかあ?

………………んっ?
あ゛ぁ゛~~~~泣くのかあ!?
ちょっ、待て待て!
読むよ、読みゃいいんだろ?なっ!


………………………………………………。

……………は、破壊力…………(震撼)。


何が恐ろしいかって今までみたいな友好テンションではなく、最初の三行目まで普通状態(低音ぶっきらぼうっぽく喋ってるんですよ……超久々に…………。


しかもメチャクチャ感じ悪い事言ってます。
明らかに約束した記憶がありそうなのに、すっとぼけて誤魔化そうとしてるし。
こんな態度は、高校時代のスキスキ♥ときめき状態だったらとても考えられません。


なんつーか………さ。
このCDの二人…………………………。
済 ま せ た な
っていう空気がビシバシ伝わってくるよね。
約束もピロートークで適当にOKしたんやろ?(ド妄言)


で、主人公が泣くのでしぶしぶ読んでくれるわけですが。
この泣き落としも本当に悲しくて泣いているのか、嘘泣きで鈴鹿を騙しているのかどっちなんでしょうね。
嘘泣きの方がこの二人っぽくて微笑ましいのですが、マジ泣きもアリだと思います。


というのも、この絵本の王子のように実際に旅立つキャラクターって鈴鹿しかいないじゃないですか。
色サマも世界旅行へはばたいてしまわれますが、既に十分世間に評価されている彼と違って鈴鹿はゼロからの武者修行です。


なので、追放された王子のように本当にいつどんな状態で帰ってくるか全く分からないんですよね。
成功して移住、失敗してやさぐれというように、永遠に帰って来ない可能性だってあったわけです。
主人公は思い出の絵本を読みながら、王子の姿に鈴鹿を重ねていたのかも……と妄想すると、この絵本を彼に読み聞かせてほしい気持ちが痛いほど分かりました。


このプロローグの舞台はおそらくアメリカであり、我儘を言い合えるほど深い仲になった二人が一緒にいます。
が、既にこちらで生活を共にしているのか、遠恋状態のまま彼女が日本から遊びに来ているのかは分かりません。
それでも「二人が一緒にいる」という事は「王子が自分の元へ(今この瞬間は)帰ってきた」という幸せなラストシーンと相違ないと思うので、ずっと無事を祈り続けてきた姫である彼女はこの本を彼自身に読んでもらいたかったのかなぁ、と勝手に思いました。
今、「二人が共にある」という幸せを分かち合う為に。


それなのにあんなテキトーな断られ方したら、普通に泣いちゃいますよね。
嘘泣きは可愛いしマジ泣きはいじらしい。
どちらであっても大変結構エクセレントです。


そんなこんなで絵本を朗読し始める鈴鹿ですが、最初の方は物凄くやる気の無い棒読みを聞かせてくれますw
しかし話が進むに連れ、段々と感情を込めて真剣に読んでくれるようになる……というリアリティが溢れすぎる名朗読っぷり。
流石おれたちの檜山さんやで~~~( ;∀;)


彼の朗読はとても評判が良く、私がこのCDの購入を決意したのもはばチャのお便りページに鈴鹿くんのパートがすごく良かった」という意見が複数枚載っていたのが決め手です。
やはりはばチャ読者様の意見に間違いはありませんでした(多謝)。


絵本の世界にすっかり魅了された鈴鹿がお話を読み終え、エピローグに移ります。


なんだ……。結構イイ話じゃねえか。なっ!
……っておい!寝ちまったのかよ………。
人がせっかく読んでやったのに、
呑気なカオしやがって………。
ったく、いい気なもんだぜ!

……ハァ。でもま、俺も……さ、その、
この王子ぐらいの目に合ったって……
お前のこと諦めない自信、あるぜ。
…………絶対。………なんて、な!

………な゛っ!!寝たフリかよ!!!
キタネーぞぉ!!い、今の無しっ!!!


………………………………。

p e r f e c t (完璧)。


何なんですか??????
この♥最高で最強な彼ピッピ♥は。
糖度の高さといいオチの騙されっぷりといい、鈴鹿×主人公カップルの全てが凝縮されたパーフェクトエピローグですよ。
激イケてます!マジ、ヤバ過ぎ!(森川)。


ぶっきらぼうなプロローグで意地悪な事を言いつつも、エピローグではこんなに甘い独り言をうっかり呟いてしまう鈴鹿……。
……S゛U゛K゛I゛~~~~~(地鳴り)。


彼が王子と自分を重ねた発言をしているというのも、先程の妄想とリンクしていて個人的にはウハウハです。
王子は道中色々あって最後はボロ雑巾のような姿で帰還するのですが、彼を愛する姫の祈りが無ければそれすら叶わず朽ち果てていた事でしょう。


絵本の二人のように、互いが互いの心の幸いとなった鈴鹿と主人公。
この先にどんな苦難があろうとも、完璧(パーフェクト)彼氏として頼もしく成長した彼と一緒ならきっと乗り越えられるはず。
なんたって王子&姫と同じぐらいタフな、最強のチームですからね!


では、検証結果を報告させて頂きましょう。
鈴鹿の彼氏力は∞です(超私見)。

もっと知りたい鈴鹿のこと

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ときメモGSシリーズを愛するプレイヤー達の聖典ムック本といえば、我等が「はばチャ」こと「はばたきウォッチャー」。


ゲーム内では知り得ない製作の裏側やキャラクター達のお宝情報が満載で、読めば更にGS愛が深まる必読書です。
1st時代は特に読者投稿のページも充実しており、同じ作品を応援している方々がより身近に感じられました。


さて、そんなはばチャではキャラ達を掘り下げる特集記事も多数組まれております。
キャラ各人に密着取材&インタビューという形を取って、本編では語られぬ彼等の日常風景をがっつり教えてくれました。


という訳で今回は、2003年秋号に掲載された鈴鹿の大特集をご紹介したいと思います。


もりりんも一緒に特集されているので、表紙は二人の2ショットでした。
この号で5冊目の刊行になるはばチャですが、彼等が表紙に登場したのは創刊号(準備号)以来です。


その記念すべき表紙初登場の鈴鹿がこちら↓。



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僕は、泣いた……。

いやまあ、構図的にどうしようもなかったんでしょうけどね!!!???
エーンエーン!!!!!!!!!!( ;∀;)


流石にこの時と違い今回は巻頭特集で主役扱いゆえ、もりりんと共にデカデカと表紙に登場しております。
もう顔面を文字で埋められたりしてません。


が、


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ワキにバスケットボールを埋め込まれました(何故)。

はばチャ表紙運が微妙な男・鈴鹿に幸あれ。


そんな爆笑表紙の事は置いといて、中身を見て参りましょう。
最初に彼の練習試合のレポートと、一日密着取材の様子が語られております。


取材された、とある一日の行動はこうです。


6時に起床しガッツリと朝食をとり(牛乳は朝から1リットル摂取)、ダッシュで登校してそのまま朝練開始。
朝練のある日はコートに一番乗りで、無い日は遅刻だそうな。


一時間目の授業開始から15分で居眠りし、せんせぇに見つかって立たされる(しかしこっそり両足の踵を上げてトレーニング)。
職員室への呼び出しもプレゼントされる。


昼は取材日だからと早弁を我慢したお弁当を、購買で買った牛乳二本と共に完食。
食後は体育館でシュート練習。
一日300本がノルマ。


午後の授業終了と同時に職員室行きをバックれて部室へダッシュ、しかし せんせぇに まわりこまれた!(空気イスで15分お説教)
18時過ぎまで部活に燃え、帰りに釣り具屋でルアーを物色。取り置きを頼んでから帰宅。


夕食を終え、バスケのビデオ見て寝る前に筋トレ、布団の中でイメトレ。23時に就寝。




…………なんつうか、……さ。
意外性とか皆無だよね。
こんなに解釈全一致な一日ある??(喜)
鈴鹿鈴鹿すぎて妄想の余地もありません。
自分が考えたのかと錯覚するほど鈴鹿です。


続いて彼への「50の質問」に進みます。
周知の事実な質問は飛ばして、個人的にツッコみたいものだけピックアップしました。



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チャキチャキのはばたきっ子って超超超絶可愛くないですか?????????
自分の事をそんな風に言っちゃうとこ、オメ~はほんまにキュートやな(^ω^)LOVE!


因みにゲーム本編では一切語られませんが、千晴くんとは顔見知りだそうです。
公園でバスケしてる時に知り合ったとか。



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情熱の赤(キリッ。

ファ―――――wwwwwwwwwwwww
情熱のって付けちゃうとこ、最高に十代男子っぽくて恥ずかしさが最高で最強だぜ!!


ヒップホップを語る時もそうなんですけど、鈴鹿って青臭さゆえに聞いてて恥ずかしい、みたいな台詞ありません?
ナイトパレードときめき会話の
「踊ろうぜ……一緒に。」とか。
大好きなんだよなー!!(好きなんかい)



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「炭酸で骨が溶ける」という有名な迷信をガッツリ信じ込んでてカワイイですね。
彼の幼さを感じさせて個人的には大変結構。
鈴鹿はジュース大好き野郎なので、親御さんがあえてそのように伝えて飲み過ぎを防いでいるのかもしれません。
牛乳信者っぷりもお子様ちっくで♥SUKI♥


「甘いもんもちっとな」と言うてますが、ゲーセンではお菓子を取るゲームに乗り気だし(ペロペロキャンディゲットしてえなあ)、バレンタインチョコもあんパンも普通に受け取ってくれますよね。
チョコに関しては「部活の後で食うのに丁度いい」という発言もあるので、小腹を黙らせる為に食べる程度でしょうか。


パン食い競争のあんパンは、タイピングだと彼の方から「半分くれよな」と言ってくるので結構好きなのかもしれません。
多分スイーツバイキングとかは絶対に行かないけど、おやつ程度の甘いものなら普通に食べてそうな気がします。


それより何より、鈴鹿の嫌いな食べ物としてはばチャでも散々ネタにされてきたシイタケはどこいったんですかね。
ンモ~~~~隠すなよな~~~~?????(茶碗蒸し作ってあげたい♥)



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あるのか(いつの間に)。

部活で多忙なので、知り合いの引っ越しを一日だけ手伝ったとかかな?
もしくはニイやん辺りの紹介で、派遣のド短期バイトとか。
接客は500%向いてないので、バイトするなら鍛えた肉体を活かせる力仕事で大正解かと。


バッシュ以外にも♥レースのハンカチ♥や♥ハートのクッション♥を買うために、貴重な休日に汗水流して働いてくれたのかも……と思うと胸キュンで泣いちゃいますね( ;∀;)



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クスッとか声出して笑うヤツだろ?(笑顔)


公園会話で好みのタイプを聞いた時に、
「声出して笑うヤツ、かな」
と恥じらいつつも答えた彼に対して
「は?」
って返す主人公の反応が大好きですwww
まあ私も「は?」って思いましたけど(GOMEN)。


この鈴鹿の好きなタイプ、何回聞いても言葉の意味はよくわからんが、とにかく女に夢を抱いてるなという感想しか出てきません。


因みに私が考える彼が好きなタイプは、本家ときメモ2のヒロイン・陽ノ下光です。
明るく元気で献身的で一途な陸上部エースのミニスカ美少女幼馴染み……絶対好きやろ?ホレホレ~~(^ω^)



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お母さんが買ってくる事が多いんですけどね(お約束)。



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  ♥隙あらば 拡散したい この情報♥


とはいえ、他キャラの特集でも同じ質問の回答を読むと

もりりん「あまり自分で買うことがないのですが……はばたき銀座でしょうか」

ひびやん「ショッピングモールで。時々母が買ってきちゃうんスけどね」

とあるので、はばたき市では「高校生になってもお母さんが買ってきた服を着る男子」という存在はごく一般的に根付いているのかもしれません。なんという美しき世界。
あ、でももりりんのお母様は別宅で養生中?なんですよね。
あのカワイイ私服の数々を選んで与えているのが厳格なお父さんだったらどうしよう。息子にパフスリーブを着せる父……。



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猛獣が怖いくせに豹。

うん、まあね、豹かっこいいもんね!
自分に例えちゃう気持ち、とってもよく分かるよ(^ω^)(あたたかい眼差し)


本人はそう言うてますが、私的には鈴鹿を動物に例えると「犬」です。
柴犬ぐらいの大きさの雑種で、「どっから見てもただの犬」という佇まいの犬。
家に訪問する配達の人や、すれ違った散歩中の他の犬などにメチャクチャ吠えまくるタイプの落ち着きがないやつ。
芸が苦手で「待て」も「お座り」も一瞬しか出来ないけど、飼い主が大大大好きでちぎれんばかりに尻尾振ってはしゃぎまくる世界一カワイイわんわんだよ~~~♥♥♥



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♥タワーのときめき会話サイッッッコ~~~なので全人類聞いて下さい♥(定期)

公園会話の「恋愛について」と対になっているので、是非そちらを聞いてからどうぞ!
台詞もお声もバチバチにヤベ~です。
ア゛~~~~~ひ や ま さ ん……。


ところで鈴鹿のタワー&高いところ大好き設定、絶対○○と煙は高いとこが好きっていうアレから来てますよね(知ってた)。



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パジャマ、普通に。
(言い方がSUKI……)

本編でパジャマ姿が拝めるのは彼だけですよ!ワーイワーイ!!!


そのパジャマ、さ……。
お母様がスーパーの衣料品売り場で買ってきた感が滲み出てて、いいと思うぜ……。
(DAISUKI)


ハァ…………あのパジャマ、SEAシャツみたいに商品化してくれませんかね???
ジェラピケ並の値段でも買うから(散財)。



さて、この特集により丸裸にされた鈴鹿の日常スケジュール及び趣味嗜好。
皆様はどのような感想を持たれましたか?


私の感想はただ一言。


鈴鹿鈴鹿だね♥
(BIG LOVE)


鈴鹿鈴鹿っぷりを答え合わせするかのような特集記事でした。
大・満・足!!(^ω^)